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2009年8月15日 (土)

世界陸上 女子3000m障害予選 早狩美紀シーズンベスト

ベルリン世界陸上が始まった。勿論テレビ観戦だが時差7時間なので、現地夕方6時から開始される主要種目は日本では夜中の1時だ。我が家のテレビはまだアナログでビデオも古い。さっそく新しいテープを10巻買い録画の準備をした。

1日目の最初は女子3000mSC予選。早狩美紀の登場だ。日本陸連のHPをみると選手の生年月日がでていて、早狩選手の場合は36歳。え、もうそんなに、と思ったGG。早狩選手が高校生の時、ある大会で同じチームになった。あのころは確か「カリカリ」というニックネームでやせっぽちの女の子という感じだった。だが出場した1500mレースに早狩選手は見事優勝。すごい、とGGは驚嘆。(この大会、GGは惨敗)

以来、日本陸上界の第一線で活躍を続け3000mSCは彼女の右に出る者は無い。

だが世界は厳しい。3000mなので中距離の部類に入り日本人には非常に厳しい種目なのだ。早狩選手は前回大阪世界陸上では障害に脚を強打し転倒というアクシデントで途中棄権。北京五輪は予選敗退。だから今回は何としても予選の壁を打ち壊して決勝へ進出したい。

予選1組。14名がスタート。予選は3組あり4着+3が通過。よって決勝進出には最低でも7着が必須条件となる。レースは最初から世界記録保持者ロシアのガリキナが先頭。早狩は集団の中段よりやや後ろ8から10番手につける。障害越え時の選手同士の接触を避けるためコース外側よりを意識して走っているのかな。

1000mはガリキナで3'08"。3000m 9'24"ペース。ここからガリキナはどんどん飛ばす。誰もついてこない。早狩選手は中段より後ろで変わらず。

2000mもガリキナで6'11"。この1000mは3'03"で俄然速くなった。ガリキナと後続との差は開く一方だ。後続集団の選手としては予選通過狙いなので4着確保が第一。ガリキナさんは先に行って、ということか。

レース終盤。早狩選手はもてる力をすべて出して10番手から順位を上げようとするが前の選手たちも同じように全力走だ。残念だが7位にくい込むことはできなかった。

1位はガリキナで 9.17.67。2位は地元ドイツのメルトナー 9.21.73でドイツ新記録。タイム+3のうち2人はこの組からで6位ポルトガルのアウグスト 9.26.64まで決勝進出。5位選手は自己ベスト、6位~8位選手はシーズンベスト。早狩選手も10位だったが 9.39.28の今季自己ベスト。それぞれが決勝進出に全力をかけた激闘だった。

結局、第1組は一番速く厳しい組であった。第3組の4位は 9.34.78 なので、この3組目なら決勝進出が叶ったかもしれない。

<着順-タイム図>

出場14名の着順を横軸、ゴールタイムを縦軸としてプロットした図です。レース結果を眺めるのに良いなあと思うので世界陸上はこのグラフを使います。

Zt_w3000sc_r1

グラフを見ると、この種目で世界と戦うには「9分30秒を突破すること」が必須なのが一目で分かる。

なお早狩選手はこの3000SC出場全選手中の最高年齢者でした。でもまだまだ発展途上と思いたい。いつまでも挑戦する姿を観ていたい。

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