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2011年1月 3日 (月)

全国高校駅伝・女子 初出場校が熱走 伊奈学園(埼玉)

ここで初出場校の熱走ぶりを書き留めておこう。

伊奈学園(埼玉)

まず過去5年の埼玉県代表校について
2009 埼玉栄  7位 1:10:11
2008 埼玉栄 11位 1:09:39  熊谷女(地区代表) 20位 1:10:37
2007 埼玉栄 12位 1:10:10
2006 熊谷女 32位 1:12:19
2005 埼玉栄  6位 1:09:15

埼玉といえば埼玉栄。1995年から3連覇(7回~9回大会)の偉業を達成した唯一の高校、そして歴代1位の大会記録をマークした高校。1:06:26(1996年、第8回)。ここ5年でも埼玉代表は埼玉栄が4回、熊谷女が1回。

2009年の埼玉予選は
①埼玉栄  1:11:37
②熊谷女  1:13:31(トップとの差 1:54)
③伊奈学園 1:14:11(トップとの差 2:34)
だったが埼玉栄は出場全員が3年生。熊谷女は3年生3人、2年生2人。そして伊奈学園は3年生1人、2年生2人、1年生2人と若い。1年の一人、小林美貴は全日本中学の800m優勝者。全国へのチャンスが到来した。

2010年の埼玉予選

主将の菊地優子が1区で2位。トップ東京農大三とは37秒差。2区の吉田泉が差を詰める。だがライバルの埼玉栄も1区の出遅れを挽回すべく急追。伊奈学園は3区、4区でよく粘ったが埼玉栄、熊谷女に抜かれ4位。トップの差は1分16秒に広がる。

アンカーはエースの小林美貴。でも1分16秒はきつい。400m近い大差。あきらめが先に来そうな距離だ。しかし小林選手のミラクルな追撃が開始される。

ここは毎日新聞Webニュース「毎日jp」に特集記事がありましたので引用。

1位とは1分16秒差の4位。5区(5キロ)の小林美貴選手(2年)は、前を走る選手の背中が、米粒程度の大きさに見えたという。「全力で前に行け」「京都に行くんでしょ」と沿道からの声が聞こえた。

5区のタスキを受けた小林選手の耳に沿道の声援が届いた。小林選手は「あの声援がなかったらタスキの重みも、ここまでタスキをつないでくれた仲間のことも思えなかった」と語る。「チャンスを台無しにできない」「我慢して走ればみんな喜んでくれる」。顔をゆがめ、自分に言い聞かせながら足を前に進めた。残り1キロで逆転した。

毎日jp:毎日新聞 2010年12月18日 地方版
毎日jp:毎日新聞 2010年12月19日 地方版

チームみんなの力がアンカー小林選手を後押ししたのだろう。そして初めての都大路へと駆け抜けた。


Saitama


全国高校駅伝の結果

目標の20位以内、1:11:00には届かなかったが初出場で23位と健闘。1区小林選手が競技場を出たところで転倒するも最後尾からよく立ち直り15位で中継。続くキャプテンの菊池選手も区間10位で力走した。3区以降の選手も順位は落としたが全国の舞台でベストの走りをみせた。

詳細は下記サイトで

毎日jp:毎日新聞 2010年12月27日 地方版

Inagaku_2 

11_1
1区 小林 美貴

11_5
5区 塚越 玲衣(中央)

小林選手のレース後の感想(毎日jpより引用)
「全国の強い選手の中で走れてすごく楽しかった。転倒もいい経験。頑張れたと思う」と達成感をのぞかせた。「今回の経験を次にどう生かすか、今後ゆっくり見つけていきます」と笑い、レースを終えた仲間の輪に戻っていった。

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