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2012年6月22日 (金)

日本選手権 女子800m

今日はよく晴れました。水かさの増した鴨川沿いをゆっくりと90分、走ったり、歩いたり、体操したり。

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今日の記事は見ごたえのあった日本選手権の女子800mについて。

資格記録のトップ3
① 2:01.90 久保瑠里子 (エディオン) 0.49%   
② 2:03.34 岸川朱里 (長谷川体育施設) 1.65%   
③ 2:04.57 真下まなみ (筑波大) 2.63%

3選手の資格記録は自己ベストでもある。末尾の%は五輪B標準の【2:01.30】にあと何%で到達するかを記したもの。当然ながらトップの久保選手が一番近い。ただし、この資格記録は昨年からの最高記録で今季だけに絞ると

① 2:04.57 真下まなみ [関東インカレ] 2.63%   
② 2:04.63 岸川朱里 [カージナル招待] 2.67%   
③ 2:05.39 久保瑠里子 [織田記念] 3.26% 

と、B標準突破は厳しい状況。もともと日本トップレベルで自己ベスト更新というのはそんなに簡単なものではないと思う。1%といえど至難の技でしょう。

興味は【B標準突破+優勝】に挑戦するかどうか。五輪を決める大一番で記録も順位もというのは難しい。とくに作戦面での比重の高い中距離はより難しいと思う。本来なら標準記録というものは事前にクリアしておき、ここは勝負に徹したい。

3選手に注目しながら昨日の予選を観戦。・・・結果は、

予選1組

W800y1

① 2:06.67 真下 まなみ (筑波大)   
② 2:07.30 岸川 朱里 (長谷川体育施設)   
③ 2:07.41 福里 秋帆 (川和高)   
④ 2:07.56 谷本 有紀菜 (筑波大) 

予選といえど岸川選手が真下選手に続く2着とは予想外だった。日本選手3連覇を目指すなら当然、予選もトップで来ると思った。

2組

W800y2

① 2:06.71 久保 瑠里子 (エディオン)   
② 2:06.97 吉澤 彩夏 (小田原陸協)   
③ 2:08.08 須永 千尋 (資生堂)   
④ 2:09.02 中田 美保 (県立西宮高) 

予想通り久保選手がトップ。兵庫県西宮高の中田選手が昨年に続き決勝へ進出。

決勝の前に過去3年の日本選手権女子800mをふりかえる。

2009年
① 2:04.76 陣内 綾子 (九電工)   
② 2:04.88 久保 瑠里子 (デオデオ)   
③ 2:05.42 岸川 朱里 (STCI) 
陣内選手がいつものように最初から先頭に出るが、ラスト勝負でも逆転を許さず逃げ切った。陣内選手、今年は1500mにスライドし優勝を果たす。

2010年
① 2:05.22 岸川 朱里 (STCI)   
② 2:06.47 久保 瑠里子 (デオデオ)   
③ 2:07.60 陣内 綾子 (九電工) 
陣内選手がいつものように引っ張り最後の直線勝負。スプリントの冴え抜群の岸川選手が圧倒して初優勝。

2011年
① 2:03.34 岸川 朱里 (長谷川体育施設)   
② 2:04.46 久保 瑠里子 (エディオン)   
③ 2:05.78 陣内 綾子 (九電工) 
岸川選手が400mを58秒のハイペースで飛ばす。ラストで後続につめられるも女王の走りで2連覇。

女子800m決勝(6/10 4:30PM)

W800f_01
岸川選手が勝てば3連覇、久保選手、真下選手なら初優勝

W800f_02
スタート

W800f_03
第2コーナを過ぎオープンコースへ

W800f_04
積極的に前に出る真下選手。

W800f_05
1周目のホームストレート

W800f_06
真下選手の斜め後ろをキープする岸川選手

W800f_07_2
途中400mは59秒

W800f_08
2周目のバックストレートへ向かう選手たち

W800f_09
バックストレート、残り300

W800f_10
最終カーブ。まだ動かない岸川、久保両選手

W800f_11
カーブ終盤で動いた2選手

W800f_12
コーナ出口から直線へ。岸川選手をかわし、久保選手が真下選手に並ぶ

W800f_13
ラスト直線勝負。久保選手が溜めていたパワーを炸裂

W800f_14
笑顔でフィニッシュ、初Vの久保選手。力尽きた岸川選手。

W800ft

あとでビデオで撮っていたテレビ放映をみたが、解説者がバックストレートの残り300mで、「ここから前に出ないとB標準は難しい」ようなことを話していた。まさにその通りの結果となった。真下選手のうしろに付けていた岸川選手や久保選手がここでスパートしていればレースはどう展開したか。

しかし久保選手の場合は勝ちを優先。岸川選手は本来の調子ではなく、両選手とも最後の直線のスプリントに懸けたのではと、GGサンのひとり言。

女子800mの世界挑戦と2分の壁挑戦は、まだまだ続きそうだ。

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