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2012年7月20日 (金)

ロンリーウェイ

鴨川河川敷を1時間ジョグ。途中、急な大雨に出会う。少し前を外人夫婦が傘さしで自転車に乗って走っていた。雨はだんだんと強くなり、やがてバケツをひっくり返したような豪雨に。悲鳴をあげて立ち止まった夫婦の脇を通り過ぎ土砂降りの中を走り続けるGGサン。そのあとどうなったかな外人さん。傘が役にたったとは思えないし。

cloud rain cloud

Tokyo10000

この写真はある映画の1シーン。

10000m FINAL とあるので10000m決勝の表彰式のようだ。電光掲示板に映し出された記録をみていくと第6位 TSUBURAYA。 あの円谷幸吉が6位に入った東京オリンピック男子10000m。

そう、この映画のタイトルは「ロンリーウェイ」。1984年4月日本公開のカナダ映画。東京オリンピック10000mで金メダルを獲得したビリー・ミルズの半生を描いた伝記映画だ。

GGサンが35歳のときにみた映画で覚えているのは
・主人公の青年がインデアンのため差別や嫌がらせをうける
・大試合でいい結果を出しても仲間から無視される
・学校がいやになって故郷に帰るがそこでも不幸が待っている
・学校に戻りまた走り出す。フィアンセも応援
・そして東京オリンピック10000mレース。奇跡の大逆転。

とまあこん感じだがやはりクライマックスは壮絶な10000mレース。

残りあと1周、トップを争うのは、優勝候補筆頭の世界記録保持者ロン・クラーク、チュニジアのガムーディ、そして無名のビリー・ミルズの3選手だ。

バックストレートに入る第2コーナ出口での3人の格闘が凄い。今なら完全にクラーク、ガムーディは失格だろう。

クラークが思い切りミルズをアウトコースへ弾き出す。5mほど吹っ飛ぶミルズ。なにくそと追走するミルズ。ミルズがクラークに並ぶと今度は後ろから割り込むガムーディ。強引に2人を押しのけて先頭に出るガムーディ。また5mほど吹っ飛ぶミルズ。

バックストレートを突っ走るガムーディ、追うクラーク。大きく後退したミルズ。

レースは最終カーブからラストの直線。追いすがるクラークを突き放したガムーディの優勝と誰もが思ったとき、ゴール前50mぐらいかな。猛然と後方から驀進するミルズ。ゴールへまっしぐら。奇跡の金メダル。

この映画のことを会社のトレーニングジムで女性トレーナーに、突き飛ばされたミルズの格好をして宣伝していたのを思い出す。



当然だが、映画のなかの陸上競技場は東京・国立ではないし、トラックも土のアンツーカではない。

東京オリンピック 男子10000m決勝(1964.10.14)
金 ビリー・ミルズ(アメリカ)      28.24.4
銀 モハメド・ガムーディ(チュニジア) 28.24.8
銅 ロン・クラーク(オーストラリア)   28.25.8
④ マモ・ウオルデ(エチオピア)     28.31.8
⑤ レオニード・イバノフ(ソビエト)   28.53.2
⑥ 円谷 幸吉(日本)          28.59.4
4位までがオリンピック新記録

実際のレース


市川崑監督の「東京オリンピック」から編集された映像のようだ

白黒映像だがこちらの方が迫力がありそう



映画では妨害されたミルズを大げさに描いているが、それにしても実際にクラークの突き押しは半端じゃない。ほんとにミルズが吹っ飛んでいる。

ゴール前の爆走、アナウンサーの叫び声も凄いなあ。

映画の原題は Running Brave。

Braveは勇敢な、勇ましい、何事にも恐れない。名詞形では勇士。そして北米インディアンの戦士、という意味がある。

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