« 京都マ最高記録:過去に遡って更新 | トップページ | 全国高校駅伝(女子) 1区の選手 »

2013年12月17日 (火)

全日本実業団女子駅伝結果

2013年のクイーンズ駅伝in宮城、第33回全日本実業団女子駅伝は小雪の舞う冷たく寒い厳しいコンディションでの中、デンソーが初優勝した。コースが仙台に移って3回目の大会となったが、その3大会の上位10チームの総合タイムの平均は、

2011年 2.18.44
2012年 2.19.13
2013年 2.19.46

と、毎年30秒ほどづつ落ちてきている。ただし、今回の優勝タイムは過去最高だった。それだけデンソーが他チームを圧倒して強かったということかな。

デンソーは地区大会でも3地区総合でトップの記録。そのまま全日本へ好調な走りを維持、いや、より勢いを増して来た。

地区大会記録順に並べて全日本の記録を比較してみると。

地区TOP10で全日本でもTOP10
デンソー、ユニバーサル、ダイハツ、大塚製薬、天満屋、九電工、第一生命の7チーム

地区TOP10で全日本では11位以降
豊田自動織機 3 ⇒ 16
ノーリツ     6 ⇒ 12
キヤノンAC   9 ⇒ 14
 

地区11位以降から全日本TOP10入り
積水化学   11 ⇒  5
ヤマダ電機  15 ⇒  8
スターツ    14 ⇒ 10
いずれも東日本チーム

地区から全日本で大幅タイム降下ワースト3
愛知電機    6′53″
ユタカ技研   6′52″
豊田自動織機 5′56″
いずれも中日本チーム

地区より全日本のほうがタイムUP
ホクレン  1′16″
資生堂      34″
いずれも東日本チーム
  

Zjje13_1_2

上位20チームの区間ごとのトップとのタイム差グラフでレース展開をみる。

総距離がフルマラソン程度なので優勝争いをするにはトップから1分以内がデッドラインか。となると3区が終わったところで積水化学、デンソー、天満屋の3チームが優勝圏内だ。ユニバーサルは1分08秒差で4区のできしだいでは復活あり。

その4区は外国人選手指定区間。距離は一番短かいが、強い外国人選手の有無でレースを左右することもある。結果、積水化学、天満屋はデンソーに振り落された。期待のユニバーサルは差を縮めることができず連覇が遠のく。

5区10kmはトップを行くデンソーがさらに差を広げ独走態勢とし初優勝を確実なものにした。

5区でダイハツが、最終6区ではユニバーサルが僅かに追撃を試みるも、悠々とデンソーが初Vのテープを切った。

Zjje13_2

つぎに区間記録をみてみましょう。区間1位からのタイム差をグラフにしました。

優勝したデンソーは
1区 石橋 麻衣 区間④位 19″
2区 小泉 直子 区間①位  0
3区 水口 侑子 区間③位 25″
4区 ワイリム  区間①位  0
5区 高島 由香 区間②位 11″
6区 浅羽 加代 区間②位 24″
と、区間賞を逃した区間も1位とは30秒以内で走ってますね。穴がないし、前の走者で少し落ちてもすぐ盛り返す、という良いパターン。こんなに上手く走られては他チームは勝てません。

2位のユニバーサルは
1区の遅れも痛いが、長丁場区間の3区、5区で大きく差を開けられた。エース区間でこれだけ負けると勝てない。5区の那須川選手、11月に横浜国際マラソンを走ったばかり。ちょっと無理があったのでは。

3位の天満屋は
前半の3人は好走でした。とくに3区の重友選手、向かい風をものともせず先頭を力走。しかしそのあとの4区で外国人選手に離されてしまい、5区でも遅れをとってしまった。課題は最短距離の4区ともう一人のエースかな。

4位のダイハツは
1区でいい位置に付けたが2区で後退。期待の若きエース岡選手はキレがなかったかな。先月末の国際千葉駅伝で日本代表チームのアンカーという大役を務めたあとなので、ちょっとつらかったかも。世界陸上マラソン4位だった5区木﨑選手の区間新には驚きです。

Zjje13_3


|

« 京都マ最高記録:過去に遡って更新 | トップページ | 全国高校駅伝(女子) 1区の選手 »

駅伝(実業団)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 京都マ最高記録:過去に遡って更新 | トップページ | 全国高校駅伝(女子) 1区の選手 »