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2014年6月24日 (火)

近畿IH:男子八種競技

一昨日終わった近畿IH。高校記録は出なかったが、いい記録が出ています。男子八種競技もその一つ。この種目では滝川第二の潮崎選手が6037点の高校記録を持ってますが、優勝したのは2年生の京都・洛南、田上選手でした。

① 5795 田上 駿(2) 洛南・京   
② 5738 潮﨑 傑(3) 滝川第二・兵   
③ 5493 大岡 健(3) 太成学院・大 

田上選手は今季、京都IHで5650点をマークし高校歴代⑭位に名乗りを上げ、さらに近畿では5795点で高校歴代④位に躍進です。

歴代①位の潮崎選手および大阪IHで5613点の歴代21位に顔を出している大岡選手は今大会では自己ベスト更新はならず2位と3位となった。

ここで男子八種の高校歴代50傑を眺めるとしましょう。(下図になります)

現在の八種は2006年に砲丸の重さが5.443kgから6kgに変更になったので記録も2006年以降のものになっている。だから先般、日本選手権混成で十種で日本新を出した右代啓祐(27歳)は高校当時はまだ2005年以前なので載っていません。

そういう規格変更があって歴史の新しい八種の歴代記録は毎年、多くの選手がぞくぞくと50傑入りをしています。今年も今の時点ですでに7名なので、まだまだ増えそうです。

Kr50_8s

さて高校生の八種競技とはどんなものか。今大会の日程で言うと、

1日目(6/19)
10:30 100m
12:30 走幅跳
14:00 砲丸投
15:40 400m

2日目(6/20)
09:40 110mハードル
10:45 やり投
 
12:30 走高跳
16:20 1500m

1500m以外は競技でやったことがない(と言うか、やれない)のでなんともわからないが、とんでもない疲労感ととてつもない達成感があるように思う。

仮に自分が競技をやるとしたら、1日目の最初の種目100mは非常に大切。いい気持ちでスタートを切りたいからね。アップは入念にしよう。出場選手すべてがそうだろうし、力はみなぎっているので、みんな実力通りの記録を出しそう。だからそんなに差は出ない。ぼくもそこそこ走れた。

バナナを食べて次の走幅跳。100mが得意ならこれも得意。ただし、幅跳と投擲は試技が3回しかない。ファール3回の〝記録なし〟だけは避けたいので、踏み切り合わせはしっかりしないと。まず記録を残さねばならないので1回目は慎重に。踏み切りで多少損をしてでも確実に白旗で跳ぶ。2回目、3回目は思い切って跳び記録を伸ばす。

ここまで2種目。跳躍3本でかなり疲れる。ここでお昼ご飯だ。お母んの作ってくれた弁当を食べ腹ごしらえ。そのあとは休憩だ。

次は砲丸投。6kgの鉄球といえば、家にある鉄アレイが6kgだ。これを10m以上投げ飛ばす? いや押し出すんだけど。どんな怪力の持ち主か。 直径2mちょっとのサークルの中で全身の筋肉の伸縮エネルギーでもって鉄球を押し飛ばす。 勢いあまってサークルから外に足がでればアウト。この種目も3回しかできないので1回目は確実に。弁当も食べたし、ここは一発、腹の底から力を出してプッシュ・ショット。

この次の400mまでは時間がない。だが、今日の最後の種目だし記録なしの心配はないから何とかなるなだろう。その通り、何とか走れた。ラスト100mは頑張ったよ。力を出し切った感じだ。ケアだケア。明日のために体を入念にもみほぐし、疲れをとる。今夜は丼2杯食べて早く寝るぞ。

・・・高校生のぼくが陸上をやっていたらこんな感じかな。

2日目は明日につづく、ではなく本題に戻るとしよう。

今回の近畿IHでの上位10選手の種目別得点をグラフにして考察。
(1)高得点を獲っているのは、110mH、400m、100m
(2)得点が低いのは砲丸、やりの投擲
(3)バラつきが大きいのは、やり、走幅、走高
(4)バラつきが小さいのは砲丸、1500m
などが読み取れる。また、
(5)上位10選手のなかでも上位と下位の分岐点となる種目は、走幅跳、110mハードル、走高跳の3つ。ハードルも跳ぶ競技の一つと考えるとこれら3種目は跳躍系と言える。跳躍能力の優劣が勝負を分ける、ようだ。

M8syu01

次に競技を進めていく都度、得点差がどう推移したかの考察を
(1)2種目目の走幅跳が終わった時点でトップ3までは抜けている
(2)2日目の最初の種目、110mハードルでトップ3は確定。
(3)高校記録保持者の潮崎選手は最初の種目100mで出遅れ、2日目の110mHでも差を広げられた。やり投で挽回するも届かず。
(4)1日目は拮抗する位置でつけていた大岡選手も2日目の第一種目、110mHで100点の差をつけられると、あとはずるずる後退。
(5)優勝した田上選手は単独種目で110mHにも出場し③位に入る実力の持ち主。この種目での優位が全体の勝負を分けた。

M8syu02_2

4位に入った2年生の久家俊希(鳥羽2京都)、2日目は大健闘。さらにスプリントを鍛えれば歴代50傑入りは近い。

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あくまで素人の趣味の考察なので的外れだったらご容赦。

混成競技で目立つのは最後の種目だが、1500mにしろ、女子800mにしても、総合順位に影響することはほとんどなさそう。(とくに上位選手の場合)
最終種目で一発逆転というより、これで終わり、やりきった、と言う感じだろうか。しかし、記録更新が懸っていたりしたら、それこそ死力を尽くして走ることになる。


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単独種目での高校記録を八種競技に置き換えると何点になるか?

やってみました。・・・・8269点。


3位までの選手の記録と比較すると、
(1)レベルの差が大きいのは1500m。つぎに砲丸投、やり投。これらの種目はそれだけ単独種目として専門化が進んでいる、と考えられるかな。とくに中距離の1500m。中距離のトップ選手が混成競技に転向することは、まずあり得ない。八種の得点を伸ばすには中距離より投擲のレベルアップでしょうか。しかしこれらの種目は主に上半身の筋力を必要とするので、スピードや跳躍能力とは相反するところもあり、かなり難しいようにも思う。

(2)レベル差が小さいのは110mH。つぎに400m。
スプリント能力の高い選手が八種には多いということかな。

M8syu03

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今日の練習

鴨川河川敷西側、四条大橋~三条大橋の土道
3往復・・・15分24秒

 

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