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2014年10月

2014年10月31日 (金)

全日本大学駅伝:区間エントリー発表

明後日11月2日(日)、伊勢路で行われる第46回全日本大学駅伝の区間エントリーが主催者サイトにて発表された。明日の監督会議で変更可能だが、補欠からの交代のみ可能で区間の入れ替えはできない。

 
区間(合計106.8km)
1区 14.6km
2区 13.2km
3区  9.5km
4区 14.0km
5区 11.6km
6区 12.3km
7区 11.9km
8区 19.7km

距離からいっても重要区間は1、2、4、8区。最長区間はアンカーの8区だが、エースを最後に取っておけるほど余裕のあるチームはいいけれど、前半遅れてはどうにもならない。なのでエースは1、2、4区のいずれかとなる。エースひとりが強いというチームなら1区で存在感を出すしかないが優勝を狙うならエースは2区か4区だ。

コースは、前半は小刻みなアップダウンが多く、後半は比較的フラット。箱根のように山登りで大逆転、今までの貯金も借金も御破算てなことになる区間もない。だから着実に1区から流れに乗って行かないとヤバい。1,2区での出遅れは挽回不可能となるわけ。

よって1、2区はライバルチームにそこそこついて行ける選手。4区でエースがトップに。5,6,7区はトップを維持あるいは抜かされても僅差で粘る。8区は距離に自信のある準エースで逃げ切りあるいは一騎打ち勝負、としたい。

各チームの区間エントリー

注目は4連覇の懸る駒澤大学。絶対的存在のエース村山謙太が補欠だ。村山選手を配置するなら4区か8区しかない。昨年も4区村山選手が区間新記録の大爆走で勝負を決めた。現在のエントリーでは4区は主将の中村匠吾だが状態がいまいちのようなので村山選手と交代となるのでは(中村選手は温存して箱根で全開してもらう)。昨年のメンバーは5人が入り、初顔は1区其田選手(3年)、3区西澤選手(4年)、5区工藤選手(1年)。他校に引けをとるような布陣ではないが、前年の3区油布選手(4年連続区間賞)、8区窪田選手(ともに卒業)のいた昨年のチームと比較するとやや戦力はダウンか。そこに他校のつけ入る隙があるかも。

3年連続2位の東洋大学もエースの服部兄弟の兄が補欠。重要区間の2区に1年の小早川選手がエントリーされているので、ここに入り1区弟の弾馬選手と兄弟リレーでしょう。序盤で優位に立ち駒大と勝負となるか。でも設楽ツインズ含む前回メンバー5人が卒業で抜けた穴はちょっと大きいように思うがどうだろう。

昨年3位の明治大学は前回メンバー卒業は廣瀬選手のみで経験者が豊富。補欠に回った牟田選手は4区松井選手あるいは7区山田稜選手と交代となるか。1万m28分台ランナーが5人と戦力的には駒大と互角だ。

選手の持ちタイムから上記3校につづくのは、青山学院大学、早稲田大学、山梨学院大学となりますか。

個別の注目選手でみると
城西大の村山紘太・・・アジア大会5000m 5位
京大の平井健太郎・・・日本インカレ10000m 日本人トップ(2位)
でともに1区区間賞を目指す。

それでは明日の区間エントリー決定版を楽しみに。

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2014年10月27日 (月)

全日本大学女子駅伝結果

昨日行われた第32回全日本大学女子駅伝の結果まとめ。タイム差グラフと上位8校の成績表のふたつ。

1区
スローペース。立命大の大森選手も故障明けでなかなか飛び出せず。有力校は僅差で2区に中継。

2区
立命大1年の太田琴菜(須磨学園高)が抜け出し後続に1分近い大差をつけ4連覇へ向けばく進。思い切りのいい見事な走り。駅伝で最初から突っ込んで行くのは非常に勇気がいるが怖いものなし。初優勝を狙う大東大は1分08秒も離され大誤算か。

3区
1分差で襷をもらい先頭を走る選手はじっくり自分のペースで走ればいい。後続の選手は少しでも差を詰めなければと焦る。大東大と鹿屋体大が木村選手と鍋島選手の活躍で追い上げるもトップとの差は37秒。これが30秒ぐらいの差で追いかけるなら1区間で逆転できるのだが1分近い大差ではここまでがやっと。

4区
ここは最短区間。立命大の菅野選手が飛ばす。距離が短かいと心理的に楽。強い選手は躊躇しない。ここでまた追い迫るライバルを1分以上引き離す。

5区
最長区間。各校がエース投入。立命大の津田選手は故障上がりで不安はあるものの、1年から4年連続出場の経験では誰にも負けない。身体が勝手に走る感じ。
1年:5区(4km)  区間③13.32
2年:3区(9.1km) 区間①29.30
3年:5区(9.2km) 区間③30.02 (昨年から新コース)
大阪学院大の野田選手が大東大福内選手とともに猛追するもアンカー44秒差は逆転不可能

6区
キャプテンの菊池選手が右手を挙げて〝4〟サインのガッツポーズでテープを切った。大東大のエース森選手は21秒まで接近したが及ばず連続2位。森選手は31秒菊池選手を追い詰めたことになるので、やはりアンカーに襷が渡る時点で30秒差以内なら優勝の行方は違ったかも。

結果的には2区が勝敗を分けたことになる。ここでの立命大の大きな貯金が後の選手に余裕を持たせ、しっかりと走り切ったと思う。

過去何度も立命大と優勝を競った佛教大が、苦戦は予想はしていたが8位入賞&シード権に外れ12位と沈黙。5区桑原選手ひとりでは手の打ちようがない。

若い選手が次々と台頭する立命大。第二次黄金時代が続く勢いだが、大東大、大阪学院大も打倒立命大に燃える。となると3強時代の到来かもしれない。

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上段:通過順位とトップとのタイム差
下段:区間順位と区間記録
各区間通過順に選手の記録を並べています。チームはカラーで識別。

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2014年10月25日 (土)

明日は全日本大学女子駅伝:激突!立命大vs大東大

女王・立命大の4連覇か、はたまた女子陸上部創部5年目・大東大の初優勝か! 昨年以上の白熱したデッドヒートになることは間違いなさそうだ。

では、まずは昨年の大会をふりかえろう。

下表は昨年の上位3チームの成績表だ。上段は通過順位とトップとの差、下段は区間順位とタイム。チームは背景色で識別している。

立命大は1区からトップを譲らず5区以外はすべて区間賞というほぼ完全に近い優勝で3連覇を達成。そのうえ若い1年生主体のチーム構成で第2次黄金時代到来の印象を深めた。

一方、2010年に女子陸上部を立ち上げた大東大は4年目にして2位まで到達。女王・立命大に1分45秒差まで迫った。

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さて今年はどうなるか。発表された区間オーダをもとに、激突する立命大と大東大の区間対決を予想した。GGサンの趣味で、あくまでご愛嬌、明日のテレビ観戦を楽しむための勝敗表です。

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立命大が優勢なのは1区、4区、5区。大東大は2区、3区、6区と予想した。勝敗だけなら3対3の引き分けだが、重要区間の1、3、5区でみると2対1で立命大が優位。また昨年の経験があるメンバーという観点でみると4対3で大東大が優位。

各区間でどれほどの差が出るかとなると、これは難しい。今までの実績を較べても非常に接近しており、明日の体調なり、レース展開でいかようにもなりそうだ。

立命大は1区のエース、大森選手次第か。もしここで大きく出遅れるようなら4連覇はいっきに赤信号点滅となるが、まずその可能性はないだろう。

最長の5区は勝敗を決定づける区間。大東大は準エース福内選手を配す。片や立命大は長い距離には滅法強い最終学年の津田選手。1500mもこなすスピードの福内選手か、粘りの津田選手か。

アンカーは主将対決。大東大はエースの森選手。立命大がトップで来ても30秒以内なら大東大の逆転ありか。しかし菊池選手も意地でも抜かせないだろうから、ほんと勝敗の行方は天のみ知るとなりそう。

なんだ、結局わからん、ということか。

いずれにしろ両横綱の力は均衡しているので、どの時点であれ30秒以上の差が開くと逆転は厳しくなると思う。

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2014年10月24日 (金)

大阪マスターズ記録会:京都選手の結果

第63回大阪マスターズ記録会
10月18日(土)
ヤンマーフィールド長居

京都選手の結果

60m   M40 ④ 秀井 浩二 (40) 7.75 -0.1    
60m   M40 ⑩ 桐原 徹夫 (43) 7.97 +1.8    
60m   M35 ④ 小川 信人 (36) 7.88 +1.8    
60m   W35 ① 小塚 美弥 (36) 8.50 +0.2    
100m  M50 ① 安田 弥彦 (53) 12.67 -0.8    
100m  M45 ⑭ 狩野 太郎 (46) 13.95 -0.9    
100m  M40 ⑥ 秀井 浩二 (40) 12.22 -1.1    
100m  M35 ⑧ 小川 信人 (36) 12.36 +0.8    
100m  W35 ① 小塚 美弥 (36) 13.29 +0.8    
200m  M50 ① 安田 弥彦 (53) 25.68 +0.3    
200m  M45 ⑥ 狩野 太郎 (46) 30.02 +0.5    
200m  M35 ④ 小川 信人 (36) 25.30 -0.3    
300m  M50 ① 荒川 信良 (54) 47.30      
400m  M45 ④ 和田 宏 (46) 67.09      
800m  M45 ① 和田 宏 (46) 2.10.83      
1500m M45 ① 和田 宏 (46) 4.33.30      
3000m M45 ① 池 政志 (45) 11.21.60      
5000m M45 ① 林 元彦 (46) 17.33.33      
5000m M45 ② 喜多村 和弘 (46) 18.37.65      
5000m M45 ⑤ 堺 政人 (49) 21.01.24      
110mH M45 ① 山中 康弘 (45) 16.64 +0.1 【京都新】   
400mH M45 ① 山中 康弘 (45) 1.01.10  【京都新】   
走高跳 M60 ② 杉岡 義次 (62) 1.35      
棒高跳 M70 ① 野原 弘嗣 (74) 2.30  【京都新】   
棒高跳 M65 ② 西山 正文 (67) 2.20      
走幅跳 M40 ③ 桐原 徹夫 (43) 5.62 +0.4    
走幅跳 W35 ① 小塚 美弥 (36) 4.82 +1.2 【京都新】   
立幅跳 M50 ① 荒川 信良 (54) 2.40      
ソフトボール投 M50 ① 荒川 信良 (54) 53.18      
ソフトボール投 M45 ④ 狩野 太郎 (46) 42.20   

詳細は「大阪マスターズ」のホームページをご覧ください。

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2014年10月22日 (水)

長崎国体最終日

午前中は京都御所へ時代祭の見物。スナップを何枚か。

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ここまで行列のまだほんの最初です。維新勤王の鼓笛隊から始まって江戸、安土桃山、室町と延々と歴史を遡る長蛇の列がつづきます。

馬が暴れて長老の方が落馬。救急車が来るハプニングもありました。

御所出発は12時ですが、その前に御所に行くと、準備の段階から観られるので面白い。

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国体最終日の決勝種目TOP3

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5日間の競技でMVPを選ぶとしたら
・やり投の新井涼平86m83。世界と互角に戦える男
・800m高校新記録の前田恋弥。中距離界のニューヒーロー

・100mで国体5連覇の福島千里
の3人

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京都選手のまとめ

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総合成績

天皇杯(男女総合)
① 東京  134.5   
② 大阪  118   
③ 群馬  101   
④ 静岡   97.5   
⑤ 兵庫   96   
⑥ 愛知   95   
⑦ 埼玉   94.5   
⑧ 神奈川  94 
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⑩ 京都   86 


皇后杯(女子総合)
① 東京   69.5   
② 大阪   69   
③ 北海道  65.5   
④ 愛知   61   
⑤ 岐阜   55   
⑥ 群馬   53   
⑦ 兵庫   53   
⑧ 岡山   47
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⑫ 京都   38 

京都はこれで両杯とも連続入賞が止まりました。また新たな出発です。

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国体が終わると、駅伝・マラソンの季節となりますね。週末の日曜は26日は全日本大学女子駅伝。テレビ観戦。

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2014年10月21日 (火)

長崎国体Day4:新井涼平が特大スロー86m83

国体4日目。

今日のビッグ記録は男子成年やり投、新井涼平の86m83。村上選手を抜いて日本歴代2位。伝説のスロワー溝口和洋(ゴールドウイン)が25年前にマークした87m60にあと77cmに迫る特大記録です。

アジア大会で中国、趙慶剛(ジャオ・チンガン)の89m15に圧倒された新井選手。今日は何か心に期するものがあったのでは。

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いやー!気合とともにヤリは45度で一直線に天空の彼方へ。
(陸上競技動画集さんのyoutubeより)
長崎国体陸上2014 男子成年 やり投げ 新井涼平

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Day4 京都選手の結果

少年男子A400mの岩本選手がアウトの8レーン。第4コーナから直線に入り4、5番手に落ちたと思ったが、そのあと、ラスト60mほどから、ぐいぐい盛り返し2着でフィニッシュ。自己ベスト、それも46秒台。まさに底力。

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女子リレーが残念ながら決勝へ進めなかったので、本日で京都選手の出場種目は終わりかな。

現時点での陸上競技総合成績(参考)では京都は
天皇杯(男女総合)  8位 86点
皇后杯(女子総合) 11位 38点
となってます。

京都は昨年まで天皇杯4年連続入賞、皇后杯7年連続入賞をつづけています。さて、今年はどうなるか。・・・皇后杯入賞は厳しいみたいですね。

明日最終日は少年男子B・3000mと少年女子A・3000m、そして男女の400mリレー決勝。

長崎国体そのものも明日で終了です。


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本日の決勝種目TOP3

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2014年10月20日 (月)

長崎国体Day3:平松祐司が2m20で優勝、櫻井大介は2位

今日は国体3日目。京都は男子の4種目で入賞。

少年共通走高跳ではインターハイを制した平松祐司(西城陽高3)が自己ベストの2m20を跳躍し高校2冠達成。

成年男子800m決勝の櫻井大介(京都大3)は最終カーブで4位に後退するも、ラストの直線に入って残存パワーを全開。猛然と先行の2選手を抜き去りトップの田中匠瑛(岩手)に肉薄。スパートがほんの少し早ければフィニッシュで差し切ったかもしれない。惜しいけど2位はさすが。

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最後の直線でパワー全開の櫻井選手(№26)
aoshin0507さんのyoutube「2014長崎国体成年男子800m決勝」より

Day3 京都選手の結果
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明日の京都選手出場種目

長崎国体Day4 京都選手予定
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本日の決勝種目TOP3
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現地へ観戦に行かなくても試合の動画を見ることができる、というファンにとってはほんとにいい時代になりました。ただし、知らぬ間に非公開になったり削除されることは多々ありますね。

で、今日の試合からは成年女子1500mで記事をひとつ。結果はつい先日の全日本実業団陸上で優勝した須永選手が、またも第一人者の陣内選手をやぶって連勝でした。

途中800m通過が2分26秒なので少し遅い。でもここからペースは上がって行ってラスト300mからの攻防となる。バックストレッチでは集団6人の最後尾でスパートの機会をうかがう須永選手。ラスト200mで出た!曲走路で徐々に順位を上げ、最終コーナ出口で3番手。ここから陣内選手とのデッドヒート。その後方では熾烈な3位争い。この5選手のバトルが凄い。トップ争いの2選手は肘鉄バトル、3位争いは後ろから追い上げてきた森選手が体当たり?飯野選手吹っ飛ぶ?(実際は当たってはいないでしょうが)。まさに格闘技。

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中距離走は格闘技です
aoshin0507さんのyoutube「2014長崎国体成年女子1500m決勝」より

動画なので何とも言えませんが、感じでは3位の森選手が飯野選手の前へ強引に割り込んで走路妨害をしたように見えます。

まあ、すべては審判員が決定することですが。

これぐらいのバトルがあってこそ中距離走の醍醐味、とも言える。

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2014年10月19日 (日)

長崎国体Day2:前田恋弥(市船橋高)800mで高校新!

国体2日目、京都選手の活躍も勿論あったが、トップ記事はやはりこれでしょう。

少年男子共通800m決勝で千葉・市船橋高3年の前田恋弥が高校新記録樹立。2010年に川元奨(北佐久農3長野)が出した【1分48秒46】を0.38秒更新する【1分48秒08】。

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最初から最後まで全力走!前田恋弥のTwo Lap Run
(下記リンク先aoshin0507さんのyoutube動画より)
2014 長崎国体陸上 少年男子共通800m 決勝 高校新記録

今年の山梨インターハイで800m、1500mの2冠に輝いた前田選手。日本中距離界のヒーロー現る。名前の恋弥(コイヤでなくレンヤと読むそうです)がまたいい。

恋弥選手の爆風に吹き飛ばされた感じの他の選手。期待の京都・鍋島選手も8位に甘んじる結果となった。

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京都選手の結果 Day2
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明日20日(月)Day3の京都選手
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本日の決勝種目TOP3
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2014年10月18日 (土)

長崎国体Day1:石山歩と椹木亜美が2位

長崎国体の陸上競技が今日からスタート。

1日目の決勝種目で京都は
少年男子共通円盤投 ②石山歩(花園高3)     52m00
少年女子B走幅跳  ②椹木亜美(京都文教高1)5m95
少年女子A100m  ⑥壹岐いちこ(京都橘高2)12”04
と3種目で入賞。

走幅跳の椹木選手は昨年の全日中優勝時(男山三中3)と今年の近畿選手権で記録した5m93の自己ベストを2cm更新。高校3年間でどこまで記録を伸ばすか非常に楽しみ。これは1位になった竹内真弥(摂津高1大阪)にも言えることですが。

100mの壹岐選手、テレビで観戦。スタートはちょっと出遅れか。でも後半はよく伸びた。しかしテレビで決勝のスタートに壹岐選手が立っていたのには正直びっくり。よもやと思っていたがやりました。まず予選での組トップ通過が凄い。次の準決勝では3位から6位までが0.04秒という大接戦を突破。そして決勝は一番アウトの9レーン。自己ベストに0.05秒まで迫る懸命の走りでした。ほんと100mって一瞬の勝負ですね。そこを勝ち上がっていくのは何の力?

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決勝で6位に入った壹岐選手(aoshin0507さんのyoutubeより)
2014 長崎国体陸上 少年女子A100m 決勝

円盤投の石山選手は高校記録ホルダーの幸長選手に敗れたが松井・安藤の2選手には投げ勝った。次の照準は20日のやり投だ。

Day1結果
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400mHの岩本選手、本命の400mに向け、いい刺激になったのでは。20日に期待。

予選敗退となった800mの小山選手は本来の走りにはほど遠い厳しい結果でした。インターハイの時から、ちょっと調子を落とされていたようです。でもこの経験はきっと今後のプラスになると思う。

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明日19日の京都選手

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本日の決勝種目TOP3

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2014年10月17日 (金)

明日から長崎国体

明日18日から22日まで行われる長崎国体陸上競技の京都選手をスタートリストからリストアップした。男子15名、女子15名、総勢30名。
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申込記録は各府県の予選会の記録あるいは今季ベスト。
*印は規格外の記録(ハードルの高さ)。

テレビ放送はNHK Eテレで18日と19日、ともに午後4時から5時。明日は箱根駅伝の予選会もテレビでやるはず。

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明日18日、Day1の出場選手
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明日の決勝種目では

男子少年共通円盤投の石山選手に優勝の期待がかかる。山梨インターハイを高校新の【54m05】で砲丸投との2冠を達成した石山選手。しかし、そのあと、インターハイ3位の松井俊樹(瀬谷西3神奈川)が9月に【54m27】で記録を塗り替えた。そして先日の10月4日、日本ジュニア・ユース選手権でインターハイ5位の幸長慎一(生光学園2徳島)が【54m80】とさらに記録を伸ばす。インターハイ2位の安藤夢(東京3)も健在なので、見応えのある最強者決定戦となるだろう。

男子少年A棒高跳びの廣瀬選手はベストが【4m80】。今季5m以上のジャンパーが10人いるので厳しい入賞争いになりそう。

女子成年ハンマー投の池浦選手もリスト11位【54m36】。60m投げの選手4名には敵わないとしてもバラツキの多い種目なので入賞争いには加わりたい。

女子少年B走幅跳の椹木(さわらぎ)選手はリスト6位【5m85】。出場者が38人と多く、3回の試技でトップ8が決まる競技。なかなか難しそう。まずはファウルをしないことか。


予選ラウンドのある種目では

男子少年A400mHの岩本選手はまずは予選通過。【52秒36】は出場の1組で3番目の記録なのでそこそこ全力で行くことになる。

男子少年共通800mの鍋島選手はインターハイ2位の実力者。予選は余裕を持って通過し準決勝で勝負と行きたいが。

女子少年A100mの壹岐選手は予選3着通過を目指して全力で行くしかない。そうすれば準決勝はなんとかなる。

女子少年A400mHのヘンプヒル選手はリスト1位。予選は問題ないでしょう。

女子少年共通800mの小山選手。中長距離種目には京都は全種別を通し、男子は櫻井選手と鍋島選手、女子は小山選手といずれも800mでの3名しか出場がない。それだけにGGサンは期待。しかし、小山選手の予選通過は厳しい戦いになりそう。持ちタイム【2.11.21】は出場の第2組で5番目。準決勝がなく予選は2着までの狭き門(タイムで+2はあるが)なのでなおさら厳しい。ファンとしては自己ベストの走りを望むのみ。

もともと国体では実施される長距離種目はすくなくて下記の4つ
・成年女子 5000m
・少年男子A5000m
・少年男子B3000m
・少年女子A3000m

これは長距離選手対象に都道府県対抗として別に男女の全国駅伝大会という舞台があるためと思う。

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2014年10月14日 (火)

全日本実業団陸上まとめ

10月10日から3日間にわたって行われた第62回全日本実業団陸上選手権の結果を上位トップ3(日本人選手)でまとめ。

あわせて、大会記録に対しての達成率を表示。おおよそのレベルが分かると思う。

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10000mWの鈴木選手が大会記録更新とともに日本記録樹立。従来の日本記録は高橋英輝(岩手大)が昨年12月にマークした【39.06.87】。アジア大会20km競歩で銀メダルの鈴木選手の快走(いや快歩かな)が続きます。しかし10000mを38分台とは驚き。我らが走ってもまったく追いつかない。

3000m障害の篠藤選手は大会記録と自己ベストには2秒ほど届かなかったが今季日本TOPの記録。アジア大会でメダルを逃した悔しさを少しは晴らせたでしょうか。

200m藤光選手も大会記録に大接近。100mも制覇しての全国大会2冠は自身初とのこと。アジア大会マイルリレーで金獲得し気分は最高。

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記事作成中・・・

















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2014年10月12日 (日)

全日本実業団陸上:女子1500m

台風19号もちょっと足踏み状態で中国や近畿地方への影響はまだなかったみたい。おかげで各地の町内運動会も無事終わったようだ。

全日本実業団陸上も最終日だったが、今日は昨日の女子1500mの動画を見て。

女子1500m 2組タイムレース (10月11日)
① 須永千尋 26 (資生堂)   4:14.99 PB
② 陣内綾子 27 (九電工)   4:15.40   
③ 望月晴佳 23 (ユタカ技研) 4:19.07 PB
総合6位までは2組の選手でした

2連覇中で1500m第一人者の陣内選手がスタートからトップで引張る。400ラップ1分08秒のペースでフィニッシュ4分15秒。2周目が3秒遅かったが、1周目、3週目はこのペースで走り、ラスト300で3秒の遅れをカバーした。

ラスト200からの最終カーブで須永選手が追い上げ、コーナ出口では両者並んでの100mスプリント勝負。今まで多分、須永選手は陣内選手に勝ったことがないと思うので今回は初勝利か。この全日本実業団選手権も初優勝でしょう。タイムも自己ベストで日本歴代21位に初登場。

須永選手コメント
国内でこのところ負け知らずだった陣内綾子選手に勝つことと、4分15秒を切ることが2つの大きな目標でしたが、同時に達成しました。「言葉で言い表せないくらい感動しています。満点です」(寺田的陸上競技WEBより)

須永千尋
東京高校→創造学園大→資生堂
800mを得意種目とし、こちらは日本歴代18位
今年度は1500mで日本トップレベルを目指し、今後は3000mや5000mにも挑戦されるとのこと。


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女子1500m日本歴代50傑

現在の50位は
4.17.74 出水田眞紀(白鵬女高3) 2013.7.31 大分IH

R50_w15
今年に入って歴代50傑の更新者はまだ2人(朱書選手)。

先のアジア大会での女子1500m決勝は
①4.09.90 バーレーン
②4.11.03 バーレーン
③4.13.46 インド
ですから、やはり世界で戦うには4分10秒を出せる力がほしいですね。

それにはまず、4分15秒を突破する選手が次々と出てこないといけないわけです。

T20w1500

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1500mは速いペースの集団のなかでラスト300mまで一緒に行き、ここから余力のすべてを使ってゴールまで突っ走って行けたとき、思わぬいいタイムが出る。

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2014年10月11日 (土)

全日本実業団陸上:女子ジュニア3000m結果

全日本実業団陸上は2日目。

女子ジュニア3000m
ローズメリーモニカ (スターツ) 8:48.44   
② 筒井咲帆 (ヤマダ電機)   9:07.43  PB
③ 上原美幸 (第一生命)    9:08.54 



レースの動画はまだUPされてないようだが、この2選手は今後もよきライバルになりそうですね。次は駅伝で対決か。

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出場選手42人のなかで資格記録を7%以上短縮した凄い選手がいました。
⑩田中美帆(天満屋) 9.19.08 [資格記録 9.59.62] 達成率 +7.25%
なんと40秒も速くなってます。

天満屋女子陸上競技部サイトでメンバー紹介をみた。
出身地 山口県
出身校 聖光高校卒
入社年度 2013年

自己ベスト
1500m 4分30秒80
3000m 9分32秒45
5000m 16分47秒00

入社2年目ですね。自己ベストの9分32秒というのは高校時代の記録かなと調べると、これがまた驚き。2009年のジュニアオリンピックの記録でした。
女子A 3000m ⑤田中美帆(大和中3山口) 9.32.45

だから5年ぶりの自己ベスト更新だったわけです。

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資格記録は2013年1月~の自己最高記録(自己申告)
*マークの記録は5000mでしょうか

資格記録9分30秒以内だった下記選手はDNS(欠場)
松田瑞生 (ダイハツ)
森田香織 (パナソニック)
下花史佳 (エディオン)   
内藤早紀子 (パナソニック)
藤井純菜 (天満屋) 

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2014年10月10日 (金)

全日本実業団陸上:楽しみな女子ジュニア3000m

今日から3日間、山口県の維新記念公園で全日本実業団陸上選手権がおこなわれる。GGサンが楽しみにしているのは明日午後2時30分からの女子ジュニア3000m。2組タイムレース。

高校から実業団に入った新人が対象で、入社2年目までの選手が出られるようだ。スタートリストから資格記録9分30秒以内の選手21名をピックアップ。

資格記録 氏名 (所属)   出身高校    
9:07.58 上原美幸 (第一生命) 鹿児島女・鹿児島   
9:08.23 松田瑞生 (ダイハツ) 薫英女学院・大阪   
9:08.82 西澤果穂 (第一生命) 青森山田・青森   
9:11.72 森田香織 (パナソニック) 荏田・神奈川   
9:12.06 青葉愛  (しまむら) 山梨学大附・山梨   
9:16.85 筒井咲帆 (ヤマダ電機) 乙訓・京都   
9:20.77 山本知世 (積水化学) 常葉菊川・静岡   
9:21.19 若林由佳 (エディオン) 旭川龍谷・北海道   
9:21.46 石井寿美 (ヤマダ電機) 学法石川・福島   
9:21.72 下花史佳 (エディオン) 世羅・広島   
9:22.67 内藤早紀子 (パナソニック) 市船橋・千葉   
9:23.07 児玉柚稀 (ワコール) 大曲・秋田   
9:23.57 大谷美優 (ワコール) 酒田南・山形   
9:24.75 川内理江 (大塚製薬) 興譲館・岡山   
9:27.07 久保彩乃 (ユニクロ) 常葉菊川・静岡   
9:27.62 森田詩織 (パナソニック) 荏田・神奈川   
9:28.24 伊坂菜生 (日立) 茨城キリスト教学園   
9:28.92 林田玲奈 (ユニクロ) 宮崎日大   
9:29.22 豊川真里奈 (しまむら) ふじみ野・埼玉   
9:29.47 藤井純菜 (天満屋) 興譲館・岡山   
9:29.66 橋本愛里 (しまむら) 田村・福島

一番の注目選手はリストトップの上原美幸。インターハイでは2年、3年と3000mで連続3位(日本人ではトップ)。2013年1月の全国女子駅伝では1区で並み居る実業団強豪選手を相手に区間歴代2位の記録で撃破。まさに高校女子長距離ナンバーワン選手でした。

高校卒業後は山下監督率いる第一生命に入社。ここまで全く試合には出ず(基礎体力づくりかな)、今回が実業団初レース。どんな走りをするのか楽しみですね。と言っても現地に観戦に行くわけではありません。主催者サイトでの記録速報まち。

リスト2位の松田選手(ダイハツ)は昨年の大分インターハイ3000m6位、リスト3位の西澤選手(第一生命)は同7位。

パナソニックの森田ツインズは大分インターハイ3000mで14位、15位。

しまむらの青葉選手は昨年の東京国体少年A3000m6位。

京都乙訓高出身のヤマダ電機、筒井選手は昨年の全国高校選抜5000mで3位。

と、これまた楽しみなルーキーが並んでいます。


次に過去5大会の10位までの結果を表にまとめ。

先のアジア大会で活躍した萩原選手(ユニクロ)や松崎選手(積水化学)の名前がありますね。

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2014年10月 9日 (木)

関西学生女子駅伝結果:関西外大が全日本初出場

今日は9月27日(土)に神戸しあわせの村で行われた関西学生女子駅伝の結果について。

本大会は10月26日(日)、仙台で行われる全日本大学女子駅伝の予選会も兼ねている。8位までに入って、シード権をもつ3校(立命大、佛教大、関西大)を除く上位4校が全日本に出場できるわけだ。

上位10校の結果

各区間の通過順にチームを並べ、選手名・区間順位・区間タイムそれにトップとの差を記載した。チーム識別は枠ぬりつぶし色で分けた。

こうしてみるとトップ争いは大阪学院大と立命館大の2チーム。3番手は終始、京都産大で、2区以降、4位は佛教大、5位大阪芸術大が占めた、というレース内容だったようだ。

全日本出場権ということではシード校を含め7位が必須ライン。関西外大は1区から7位につけ、シード校の関西大や連続出場を目指す光華女子大とのバトルのすえゴールは見事6位に入った。

関西外大は女子駅伝部創部2年目にして早くも全日本出場を勝つとった。

エース野田沙織で4区逆転2連覇を果たした大阪学院大は、昨年、全日本で14位と不本意ね結果で終わったので、今年は8位入賞シード権は勿論、3位以内を目指して来るのではないかな。

大森葉月や菅野七虹といった2年生エースを温存した立命館は本番の全日本での4連覇を見据えてのことでしょう。

いっぽう、桑原彩、森岡千夏とベストメンバーで臨むも昨年に続く4位の佛教大。トップの大阪学院大に3分近い大差と厳しい状況。

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つぎに過去5年の結果と、全日本での関西勢の入賞校をみてみよう。

佛教大、立命大、大阪学院大、京産大の4強は変わっていないが、佛教大がここにきて下降気味。西原加純、吉本ひかり、石橋麻衣、森知奈美といった超強力メンバーで全日本連覇を遂げた佛教大だが、今年は、全日本8位入賞が目標とならざるをえない状況。

それにひきかえライバル立命大は盤石の強さを誇る。2年生が無茶苦茶元気なので、今年を含めあと3年は揺るぎない。

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2014年10月 6日 (月)

アジア大会陸上:メダル獲得状況

アジア大会のまとめ、その2。各国のメダル獲得状況をまとめてみました。

日本は金3、銀12、銅8でランキング4位。メダル数の合計順位だと23個で中国に次いで第2位でした。

目標の金メダル10個にはほど遠い結果だったが、金もとれた銀メダル12個ということで、陸連は「これから何をすべきかがわかった」と評価している。しかしアジアのライバル中国に金メダルで5倍の格差ができてしまった。勝負強さというか底力というか、そういう点で負けたように思う。

2位のバーレーンと3位のカタールは国籍変更したアフリカ選手の活躍によるもので、今後も続くだろう。

もうひとつのライバル韓国は金メダルなしの惨敗となった。金が確実に獲れる陸上以外の他の競技に力を入れた結果かもしれない。ただし、メダル総数10個は前回大会(金4、銀3、銅3)と変わらないので、巻き返しはあるだろう。

メダルの数を選手のエントリー数で割ってメダル獲得率なるものを算出してみた。バーレーンが1位の64%。出場選手の6割以上がメダルを持って帰った、みたいな目安だ。2位が中国の48%。選手数も一番多くて、かつ、精鋭揃い、となるかな。3位が日本だ。

出場選手数では1位中国、2位地元韓国、日本は3位。各国各種目2人までの参加枠があったアジア大会。メダルも大事だけど経験を積むということではこんなに最適な大会はない。男子の円盤投と走幅跳でテレビ解説者も話していた。「対等に戦える選手がいるのに連れてこないのは、ホントもったいない」と。

JOCから与えられた枠を返上してまで〝精鋭〟にこだわった陸連。アジア大会でそんなに〝精鋭〟にこだわる必要があるのかな。ライバル中国ぐらいの80人ほども派遣してもよかったのでは。

中国13億の国と同じに言うな、となるかもしれんが、カザフスタンは人口1千7百万で出場選手30人。

全種目に2人フルエントリー。トップの選手と次代を担う若い選手のコンビでフル出場!GGサンならそうしょう。

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表を分かりやすいグラフで
Matome04

ついでに前回大会分も
Matome05

もひとつ、種目別メダル獲得国を
Matome06
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トラックとマラソンはバーレーンやカタールのアフリカ出身選手が席巻。アジア大会というよりアジア・アフリカ大会の感がありますね。まあ、彼らも生活が懸かってるし、ルールに沿っているなら何とも文句のつけようがない。いつの世も、どこへ行っても、お金がものを言う世の中か。

それにしても、韓国選手の不振も影響したのか盛り上がりに欠けた大会。バックスタンドなんていつもガラガラだったような。

十種で優勝した右代選手の表彰式、テレビには観客は誰も映っていなかったように思う。競技がすべて終わった後だったのでみんな帰ってしまったのかな。寂しい表彰式。しかしメダルの価値に何の変わりはないし、右代選手も中村選手も目指すところはアジアではなく世界なんだ。

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2014年10月 5日 (日)

アジア大会陸上:自己ベスト達成率

アジアのお祭りも終わったし、ここで適当にまとめておこう。まあ、あんまり意味もないまとめだけど。

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まずは出場選手の自己ベスト達成率。マラソンは季節的に冬にマークした自己ベストを上回るはずもなく、競歩や中長距離種目などもレース展開無視で記録を狙えるわけでもない。

一方で短距離やフィールドは競争相手はいるものの、みずからの記録を追及することが勝つことにつながる種目と言える。

よって自己記録達成率は頑張り度をみるひとつの目安としましょうか。

下表が男子と女子の自己ベストに対し今大会でマークした記録(ラウンドでの最もいい記録)の達成率。+は自己ベスト更新の度合い、-は未達の度合いである。-5%より低い記録には青地の色づけをした。ベストの時に較べ非常に不調だったと思われる。

大雑把にみてフィールド種目で大きく下回る選手が多かった。これは競う対象が異なることによるものかもしれない。トラックは一定の距離を走ったタイムで競う。フィールドは跳んだり投げたりした距離を競う。多分、跳んだり投げたりする動作の結果の跳んだ距離、投げた物体の飛んだ距離の方がバラツキが大きいのではないだろうか。

跳躍種目と投擲種目とでも差異はありそう。跳躍は自分自身が跳んだ距離だが、投擲はパワーを伝達した物体が自分の代わりに飛んで行くわけ。その分、こちらの方がバラツキは大きいだろうと思う。なぜって。放り出す位置、角度、それに風の影響、などなどあなた任せのところが多いから。

まてまて、放り出す位置、角度はあなた任せではなく選手自身が制御できるって。まあ、そうですが自分が飛んでいくわけじゃなく、コントロールできない点がもろもろありまして・・・、と勝手に解釈しました。(投擲選手の見解が聴けたら面白いかもしれませんね)

記録のバラツキ・・・ 投擲>跳躍>競走

達成率を比較するなら、同種目でみると分かりやすい。たとえば男女マラソンの4選手。一番頑張ったのは誰? それは木崎選手です、となる。

最も不本意な結果だったのは女子ハンマー投の綾選手。4位で負けたときは自らも「悔しいの言葉しかない。自分自身が情けない」と落胆コメント。自己ベスト67mが59m台。数字だけみるとそんなに悪かったとも思えないが、達成率をはじき出すと-11%。この数字を例えば5000m走にあてはめると、ベスト15分00秒の選手が16分50秒もかかったと同じなんだ。このレベルの長距離選手が大事な試合で、どんなに調子が悪くてもここまでは落ちることはない。だから『走り』と『投擲』では記録への感覚が違うんだと思う。

綾選手、優勝した中国の選手がドーピング違反でメダルはく奪となり、繰り上がって銅メダル獲得。59m84。それほど悪い記録ではないんだ。おめでとう。

とりとめのない記事となりました。あくまで趣味のベスト達成率です。

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Matome02

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2014年10月 4日 (土)

アジア大会陸上最終日 男子マラソン松村【銀】、川内【銅】

今年の最大イベント、アジア大会陸上競技は男子マラソンで終わった。

男子マラソン決勝

① マハブーブ 32 (バーレーン)  2:12:38   
② 松村康平 27 (三菱重工長崎) 2:12:39   
③ 川内優輝 27 (埼玉県庁)    2:12:42 


宗猛・日本陸連男子中長距離・マラソン部長のコメントがレースを総括しているようだ。
「川内も松村も中途半端なレースになってしまった。思い切った走りができなかった。自信がなかったのかもしれない」

何が中途半端だったのか。

2時間6分台の記録を持つ優勝候補のデチャサ(バーレーン)は直前で欠場。代役は32歳で初マラソンのマフブーブだった。このマフブーブを必要以上に警戒してしまい、中途半端な小出しのスパートしかできず、結局、トラックまで勝負を引きずってしまった。これが敗因とのこと。

確かに、勝負どころを見極め、敢然とスパートし、ゴールまで突っ走る。これがマラソンの中途半端でない勝ち方でしょうね。

しかし、言うのは簡単だが実行はとてつもなく難しい。だから観ていて面白いし見応えがあるわけです。

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上位4選手の5キロごとのラップをみても40キロを過ぎてからのラスト勝負だったことがわかる。モンゴルのバトーチル選手は力尽きたが、残る3選手は2.195キロを14分台(5キロ換算)で走破。ということは、まだ余力を十分残していたことになる。

前半はスローペース。川内選手も無駄な動きはせず自重していたようだ。15キロから25キロはトップを走る選手のペースが遅いこともあり5キロ16分台に落ち込む。

たまらず川内選手は27キロからの上り坂で仕掛けた。勝負を懸けたのか。でもなさそうだ。これで涼しい顔が、いつもの苦しい顔に変わってしまった。

そして30キロ過ぎの給水で遅れた。(マハブーブ選手に邪魔されて)頭にきたそうだ。くそー!と追いかけ追いつき、40キロ手前で最後の勝負に出た(と思った)。本来の川内選手ならぶっ倒れてもいいからゴールまで突っ走っただろうな。

ただし、ラップをみると凄いスピードで走っているんだ。ただ、マフブーブ選手も松村選手も川内選手を上回るスピードで走った、ということ。それだけ余力を残していた。だから勝負どころは40キロ手前では遅かった、となる。

前半は冷静に走っていたが、途中から持ち前の激情が出てしまい消耗した川内選手。でも、そこが川内選手らしく常識でははかれない魅力と言える。

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2014年10月 2日 (木)

男子4x400mR【金】、マラソン木﨑【銀】、1万m大迫傑【銀】

大会6日目。午前は女子マラソン。午後はトラック・フィールド種目が今日で最終となる。

女子マラソン決勝
① キルワ 30 (バーレーン)   2:25:37   
② 木﨑良子 29 (ダイハツ)   2:25:50   
③ ジェムジュ 27 (バーレーン) 2:33:13   
④ 早川英里 32 (TOTO)    2:33:14 

木﨑、キルワ両選手が白熱のマッチレース。35kmを過ぎても両者のつばぜり合いは続く。そして37km手前、キルワ選手が最後の勝負に出た。5km16分台にペースを上げるキルワ選手。懸命に追う木﨑選手。その差が徐々に開く。

40kmからフィニッシュまでのタイムでは木﨑選手が勝っていただけに、射程距離で付けていたら勝敗は変わっていたかも。

3位のジェムジュ選手、競技場に帰ってきて、トラックの第3コーナで急停止。体調異変!ではなくて、ここがゴールと思ったんでしょうね。早川選手が抜いて行くのを見て、あわてて後を追い抜き返した。コースを間違いそうになったり、トラックもう1周のところを立ち止まったりは時たま見ることがあるが、バックストレッチの終わりをゴールと勘違いするのは珍しい。しかしレース中は頭の中がハイになっているので、とんでもない勘違いを起こすことはままあること。

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女子走高跳決勝
① RADZIVIL 27 (ウズベキスタン)   1.94      
② ZHENG Xingjuan 25 (中国)     1.92  SB   
③ DUSANOVA 26 (ウズベキスタン) 1.89      
⑨ 福本幸 37 (甲南学園AC)      1.80   


男子三段跳決勝
① CAO Shuo 22 (中国)    17.30  -0.2   
② DONG Bin 25 (中国)    16.95  +0.9   
③ KIM Deokhyeon 28 (韓国) 16.93  +1.4   
⑨ 山本凌雅 19 (順大1)   15.70  +0.5 

女子5000m決勝
① JAMAL 30 (バーレーン) 14:59.69    
② GEBREGEIORGES 26 (バーレーン) 15:00.87 PB   
③ DING Changqin 22 (中国) 15:12.51 PB   
⑤ 松﨑璃子 21 (積水化学) 15:18.95 PB   
⑦ 尾西美咲 29 (積水化学) 15:37.60

松﨑選手、積極走で今季日本トップの記録(日本歴代21位)

男子やり投決勝
① ZHAO Qinggang 29 (中国)    89.15 アジア新   
② 新井涼平 23 (スズキ浜松AC)  84.42    
③ ZAYTSEV 25 (ウズベキスタン) 83.68 SB   
④ 村上幸史 34 (スズキ浜松AC)  81.66 SB 

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女子4x100mR決勝
①中国       42.83 大会新
②カザフスタン  43.90
③日本       44.05

男子4x100mR決勝
①中国       37.79 アジア新
②日本       38.49
③香港       38.98

男子4x400mR決勝
①日本       3.01.88
②韓国       3.04.03
③サウジアラビア 3.04.03

女子4x400mR決勝
①インド       3.28.68 大会新
②日本       3.30.80
③中国       3.32.02

テレビの前に座って〝行け!行け!〟と新聞紙を丸めた筒を振る。

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男子10000m決勝
① ELABBASSI 30 (バーレーン) 28:11.20    
② 大迫傑 23 (日清食品G)    28:11.94 SB   
③ KORIR 24 (バーレーン)     28:45.65   

残念ながらテレビではやっていなかったみたい。明日、録画放映があるかも。
国籍変更アフリカ選手の一角を崩しての〝銀〟

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今日は金:1、銀:5、銅:1
これで
金:3
銀:11
銅:5
(合計19)

前回、2010広州アジア大会のメダル数は
金:4
銀:8
銅:8
(合計20)


残るは明日9時スタートの男子マラソン
川内優輝(埼玉県庁)
松村康平(三菱重工長崎)

〝金〟で最後を締めよう

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2014年10月 1日 (水)

アジア大会陸上Day5 谷井孝行&右代啓祐で【金】2個

5日目にして初めて日本陸上陣に『金』が舞い降りた。やったのは50km競歩の谷井孝行(自衛隊体育学校)。3時間40分19秒は自己ベストでかつ大会新記録。(因みに日本最高まではあと7秒だった)

男子50km競歩決勝
① 谷井孝行 31(自衛隊体育学校) 3:40:19 【大会新】  
② PARK Chilsung 32(韓国)     3:49:15 SB   
③ WANG Zhendong 23(中国)    3:50:52    
-  山﨑勇喜 30(自衛隊体育学校) DQ(失格)

谷井選手は今年の春に佐川急便から移籍。過去、オリンピックに3度、世界陸上には4度出場のベテランだが、メダルはおろか8位入賞にも手が届かなかった。しかし今年4月の日本選手権で日本歴代2位の3:41:32で優勝しアジア大会の代表に選ばれ今大会陸上ニッポンに〝金〟第1号をもたらした。なお競歩種目の〝金〟はアジア大会初の偉業でもある。

5km毎のラップをみると、スタートから飛出し快歩。20kmで追い上げてきた山﨑選手とPARK選手に並ばれるも、さらにペースを上げてPARK選手はすぐさま振り切り、同じ自衛隊体育学校の山﨑選手も35kmから突き放す。あとは悠々と独歩でフィニッシュ。こんな感じが読み取れます。

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男子200m準決勝(3組2着+2)
1組 ① 飯塚翔太23(ミズノ)  21.26(±0) Q
3組 ② 原翔太22(上武大4) 21.25(±0) Q

決勝進出者タイム順リスト(風はすべて±0)
① OGUNODE (カタール)    20.86  (SB 20.06)
② YEO (韓国)          21.18  (SB 20.82)
③ ALSUBAIE (サウジアラビア) 21.24  (SB 20.85)
④ 原翔太 (上武大4)      21.25  (SB 20.41)
⑤ 飯塚翔太 (ミズノ)      21.26  (SB 20.39)
⑥ ABAREGHI (イラン)     21.33  (SB 20.63)
⑦ HARTHI (オマーン)     21.45  (SB 20.96)
⑧ TAFTIAN (イラン)      21.49  (SB 20.97)

オグノデは止められそうにないので、あとは〝銀〟と〝銅〟
決勝は今夜8時。

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男子十種競技(8種目終了)
①ANDREEV (ウズベキスタン) 6724
②右代啓祐 (スズキ浜松AC) 6571 (トップの差 153)
③KARPOV (カザフスタン)   6530 (トップの差 194)
⑤中村明彦 (スズキ浜松AC) 6324 (トップの差 350)

ランキングトップの右代選手が2位に浮上。しかしANDREEVとの差は142から153にやや広がる。でも大丈夫、十分に射程圏内。なにしろ残る2種目でやり投は得意種目で1500mもまあ走れるほう。逆転の〝金〟なるか。

5位に後退した中村選手は最終種目、得意の1500mでメダルまで届くかどうか。


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女子100mハードル決勝 w:±0
① WU Shuijiao 23(中国)   12.72 PB   
② SUN Yawei 26(中国)    13.05 SB   

③ 木村文子 26(エディオン) 13.25  

優勝したWU選手は速い速い!1台目からビューン。隣の木村選手がスローに見えてしまうほど。それでも木村選手、中国の2選手には太刀打ちできなかったが、しっかり跳んで走って〝銅〟を獲った。よかった。

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女子200m決勝 w:±0
① SAFRONOVA 22(カザフスタン)   23.02   
② WEI Yongli 22(中国)          23.27   

③ 福島千里 26(北海道ハイテクAC) 23.45 

100mのメダリスト3選手の戦いだった。100m3位のサフロノワが歓喜の優勝。2位は100m金のWEI選手が入る。福島選手は3位。連覇は逃がしたが2大会連続の100,200メダリストの足跡を残す。

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男子200m決勝 w:+0.3
① OGUNODE 23(クエート)     20.14 【大会新】   
② ALSUBAIE 20(サウジアラビア) 20.74 =PB
③ YEO Hosua 27(韓国)        20.82 =PB
④ 飯塚翔太 23(ミズノ)        20.87    
⑤ 原翔太 22(上武大4)        20.89   


飯塚・原両選手とも後半伸びずメダルを逸す。

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女子400mハードル決勝
① ADEKOYA 21 (バーレーン)       55.77 
② 久保倉里美 32 (新潟アルビレックスRC)  56.21 SB   
③ XIAO Xia 23 (中国)            56.59 SB 

最終ハードルでトップに肉薄した久保倉選手。逆転の〝金〟か、と一瞬夢を見た。されど3大会連続メダル【銀・銅・銀】達成。

男子400mハードル決勝
① KHAMIS  19 (バーレーン)  49.71   
② 岸本鷹幸 24 (富士通)    49.81   
③ CHENG Wen 25 (中国)   50.29 

故障あがりの岸本選手、最後の最後で逆転を許し〝銀〟

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女子やり投決勝
① ZHANG Li 25 (中国)         65m47 【大会新】   
② LI Lingwei 25 (中国)         61m43    
③ ANNU Rani 22 (インド)       59m53 PB   
④ 海老原有希 28 (スズキ浜松AC) 58m72 SB

海老原選手、60mに届かず4位。連覇ならず。今日は無風のコンディションなので、やりは飛ばない、とか。その中での中国選手の65mは凄い。やりがビンビン振るえながら飛んで行った。

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男子十種競技
①右代啓祐 (スズキ浜松AC) 8088
②ANDREEV (ウズベキスタン) 7879
③中村明彦 (スズキ浜松AC) 7828

アジアのキング・オブ・スポーツは右代啓祐

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これで獲得メダル数は
金:2
銀:6
銅:4
あとは
男女マラソン、男子やり投、男女リレー(4継・マイル)
それに、厳しいだろうが
女子5000m、男子10000m、男子三段跳、女子走高跳

あと2日、まだまだ楽しめるよ。

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