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2014年10月 4日 (土)

アジア大会陸上最終日 男子マラソン松村【銀】、川内【銅】

今年の最大イベント、アジア大会陸上競技は男子マラソンで終わった。

男子マラソン決勝

① マハブーブ 32 (バーレーン)  2:12:38   
② 松村康平 27 (三菱重工長崎) 2:12:39   
③ 川内優輝 27 (埼玉県庁)    2:12:42 


宗猛・日本陸連男子中長距離・マラソン部長のコメントがレースを総括しているようだ。
「川内も松村も中途半端なレースになってしまった。思い切った走りができなかった。自信がなかったのかもしれない」

何が中途半端だったのか。

2時間6分台の記録を持つ優勝候補のデチャサ(バーレーン)は直前で欠場。代役は32歳で初マラソンのマフブーブだった。このマフブーブを必要以上に警戒してしまい、中途半端な小出しのスパートしかできず、結局、トラックまで勝負を引きずってしまった。これが敗因とのこと。

確かに、勝負どころを見極め、敢然とスパートし、ゴールまで突っ走る。これがマラソンの中途半端でない勝ち方でしょうね。

しかし、言うのは簡単だが実行はとてつもなく難しい。だから観ていて面白いし見応えがあるわけです。

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上位4選手の5キロごとのラップをみても40キロを過ぎてからのラスト勝負だったことがわかる。モンゴルのバトーチル選手は力尽きたが、残る3選手は2.195キロを14分台(5キロ換算)で走破。ということは、まだ余力を十分残していたことになる。

前半はスローペース。川内選手も無駄な動きはせず自重していたようだ。15キロから25キロはトップを走る選手のペースが遅いこともあり5キロ16分台に落ち込む。

たまらず川内選手は27キロからの上り坂で仕掛けた。勝負を懸けたのか。でもなさそうだ。これで涼しい顔が、いつもの苦しい顔に変わってしまった。

そして30キロ過ぎの給水で遅れた。(マハブーブ選手に邪魔されて)頭にきたそうだ。くそー!と追いかけ追いつき、40キロ手前で最後の勝負に出た(と思った)。本来の川内選手ならぶっ倒れてもいいからゴールまで突っ走っただろうな。

ただし、ラップをみると凄いスピードで走っているんだ。ただ、マフブーブ選手も松村選手も川内選手を上回るスピードで走った、ということ。それだけ余力を残していた。だから勝負どころは40キロ手前では遅かった、となる。

前半は冷静に走っていたが、途中から持ち前の激情が出てしまい消耗した川内選手。でも、そこが川内選手らしく常識でははかれない魅力と言える。

M42195_1

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