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2015年1月23日 (金)

大阪国際女子:奥野有紀子(京産大)

期待の高まる大阪国際女子マラソンのネクストヒロイン。応援したいのはやはり地元京都の奥野有紀子(京産大)。

昨年のニューヒロイン前田彩里(当時、佛教大)がマークした2時間26分46秒は学生最高記録。その前田選手に少しでも近づきたい、と言う奥野選手。

奥野選手曰く、「前田選手とは全日本大学女子駅伝で3度同じ区間を走った。一度も勝てなかったが学年が上がるにつれ差は縮まった」とのこと。

そんな記事を読んで今日は昨年の前田選手と今年の奥野選手を比較してみた。ふたりとも学生4年での初マラソン挑戦だ。

Oswm15_1

1万mで比較すると前田選手が20秒ほど上回る。ロードは12月の選抜駅伝4区でみると10kmでおよそ30秒。よって走力としては10kmで30秒ほど前田選手が上か。

10kmの差がマラソン42kmでどれくらいか?

前田選手の場合、1万m 32' 51"としてマラソンは何倍かと計算すると4.468(持久係数)となる。マラソン2時間30分レベルの持久係数は4.5~4.6。これより小さい数字なので、1万mのペースをあまり落とさずにマラソンを押して行ける。いわゆるスタミナ系の選手となる。

奥野選手もたぶんスタミナ系の選手と思われるので、前田選手の持久係数をそのまま適用すると、
2:28:25 (33' 13" × 4.468)

もちろん、レースは生きもの、机上の計算どおりいくはずもないが、目安にはなる。

昨年の大阪国際はペースランナー不在のためか前半から変動の激しいレース展開となった。前田選手はトップ集団には付かず自分のペースをまもり、後半追い上げ。30kmからの5kmは16分59秒と最速。結果として、前半1:13:54、後半1:12:52と後半が1分も速い初マラソンであった。徐々にペースをあげていくビルドアップ走が、初マラソンでも最後までスタミナを持たせた。そして全力を出し切れた。ただし、こんな最高のレースがそうそうあるわけではない。

前田選手の昨年のシーズンをみると、4月から6月のトラックシーズン序盤で調子を上げ、7月から9月はトラックレースに出ず(故障かも)、9月の関西学生駅伝からまた調子を徐々にあげて行った感じ。やはり調整もうまくいったのでしょう。

奥野選手も昨年の前田選手のように持てる力を出し尽くせれば、2時間28分、あるいはそれ以上の記録がみえてくるように思う。

Okuno
2009年IH京都大会3000mの奥野選手(西京高2)

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