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2015年6月11日 (木)

京都IH女子砲丸投

先日、西京極で観戦した京都高校選手権(IH京都予選)の女子砲丸投についてちょと詳しく。

TOP6
① 田村満孔(3) 花園    14.00 PB   
② 森優華(3) 同志社    12.04    
③ 吉岡志峰(3) 乙訓    11.15    
④ 金美聖(3) 乙訓      11.15  PB
⑤ 三木侑紀(2) 園部    10.87    
⑥ 的井絵麗奈(2) 久美浜 10.83   

田村選手が14mの大台にのせた。AthleteRanking.comでは京都高校新(NKR)と出ているが、5月10日の国体京都府一次予選で13m67を出し、すでに従来の京都高校記録13m53は更新済と思われる。

それはさておき、競技の経過を図解。まずは3投目までの結果。

ここでベスト8が決定。

トップの田村選手は2投目に14m00のビッグショット。1投目11m81の2位森選手の二人が大きく抜き出る投擲。3位以降は10m台にとどまり8位で10m34。

Kihwsp01

ベスト8の選手はあと3回の試技で順位を競う。投げる順番は8位の選手が最初で7位、6位と記録のいい選手ほど後になる。下位選手の目標は当然ながら近畿進出の6位内。だから当然ながら記録を伸ばしたい。

Kihwsp01
ベスト8

その結果は下図。
色つきマークが4投目以降で、そこで記録を伸ばした選手は4人。
3投目での順位がどうかわったかをみると

1-2-----7-8

6位、5位の選手が11m台をマークし3,4位に上昇したが、7,8に付けていた選手は記録を伸ばせず。

2選手とも最後の6投目で2番目の記録を出してはいるが及ばなかったですね。

Kihwsp02

別のグラフで表すと下図。

Kihwsp03

4投目以降で最も記録を伸ばした選手は0.58m。

素人考えだが、砲丸投は〝やり〟や〝円盤〟のように風まかせ的な要素は少なく一発逆転は難しそう。

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ここで高校歴代50傑を確認。

現時点の50傑ラインは14m01。田村選手はランキング51位です。

今年度50傑入りは
⑦  14.89 郡菜々佳(東大阪大敬愛3)   5/30 IH大阪大会 
38) 14.21 斎藤友里(追手前3高知)    5/3  高知選手権 
46) 14.05 海老原佑香(土浦湖北3茨城) 5/23 IH茨城大会 

郡(こおり)選手は15mに迫る記録で他を圧倒しインターハイ女王に一番近い存在だが田村選手にとっては近畿で対決するライバル。

Kr_wsp_2

50傑選手でもっとも古い記録は45年前の
林香代子(熊本工業)14m43(1970年、熊本県予選)
林選手はインターハイ3連覇。
1968年(高1) 広島 ①13m22
1969年(高2) 群馬 ①13m71
1970年(高3) 和歌山①13m95
円盤投げでも'69 '70 とV2。
また日本選手権でも砲丸投で '72 から10連覇達成(中京大→高校教員)。
そして日本人女子として初めて16mに到達した選手でもある。

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最後に田村満孔(たむら みく)選手の14m00マーク時の見事な投てきを連続スナップで。

Wspttm01

Wspttm011


Wspttm02

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Wspttm031
グライドが始まる

Wspttm04

Wspttm041

Wspttm05

Wspttm051_2

Wspttm06

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Wspttm08

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ほとんどの選手がグライド投法。グライドとはグライダーという飛行体でおなじみのように〝滑る〟という意味。後ろ向きの状態から体を回転させながらサークル上で脚を滑らせ、砲丸にパワーを伝える、ということかな。

しかし同じグライド投法でも十人十色。印象的だったのは、砲丸をアゴにつけた構えの姿勢でぴたっと停止。10秒ほどだろうが長く感じたその後、一瞬の間にグライドから投げを放つ電光石火のような投てき。

ほかには、横向きのままサイドステップで投げる選手やステップなしで立ったまま投げる選手も。

じっくり観戦するほどに見応えが出てくる砲丸投でした。

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