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2015年12月15日 (火)

クイーンズ駅伝の結果から

日曜日の全日本実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)はビデオで観戦。気象コンディションもよかったようで仙台にコースを移して5回目の今大会は総合タイム7位までが大会新記録という超高速レースだった。

Queen01
図のように今大会15位のチームでも2011年から2013年の大会なら3位内に相当するタイムで走っていたわけだ。

またバラツキの幅が小さくなってきているのでチーム間の戦力が接近してきていることも読み取れる。

スピードアップかつ実力伯仲の実業団。2020東京五輪に向け企業の力の入れ具合もますますグレードアップ。よってこの傾向はさらに顕著になっていくでしょうね。

で、結果のほうはデンソーが3連覇。

今回のように総距離40キロ程度の駅伝だと途中1分の差は挽回が難しい。優勝を目指すには1分差以内でトップについていくことが必須。

いつものタイム差グラフで戦況分析すると、3区10.9kmが終わった時点で勝負がついたようだ。

デンソー3連覇を阻む2強のダイハツとユニバーサルが3区エース区間でデンソーに大きく遅れをとった。ダイハツは松田瑞生(20歳、大阪薫英)、ユニバーサルは永尾薫(26、市立船橋)がデンソー高島由香(27、興譲館)に挑んだが世界陸上10000m代表でかつこの区間の最高記録保持者には敵わず。

もともとこの区間はダイハツは前田彩里、ユニバーサルは鷲見梓沙という世界陸上代表エースの登場の予定だったが種々の理由で欠場。その時点で苦戦は想定できたようだ。

Queen02

個々の選手では第一生命の上原美幸(20、鹿児島女子)が3区区間2位で11人抜きで区間1位の高島選手とは9秒差でこの記録も区間新。高校1年から注目していたがもう堂々たる日本のトップ選手です。

5区10kmで区間新で区間1位をとった豊田自動織機、横江里沙(21、須磨学園)にはびっくり。高1のときの千葉国体少年B1500m優勝ぐらいしか記憶にないが。実業団でも10000mの記録がないところからして秘密兵器の感じだ。今後は距離を伸ばしてくるのでしょう。他の選手には脅威ですね。

注目選手についてはTBSの大会公式サイトに詳しい記事が出ています。寺田辰朗プロライターのコラムは流石に面白いですね。

最後に今回を含めた過去5大会でのランキング。

Queen03
デンソーがダントツ。デンソー黄金時代は当分続きそうだ。

少し寂しいのは関西勢ですね。ダイハツは木崎選手が思ったより走れず今回13位となり、ワコールも福士選手の3区区間12位と振るわず総合17位。シスメックスも18位と沈む。

低迷気味のワコールやシスメックスに対応策はあるのかな。リクルート(有望選手の採用)はどうなっているのでしょう。

月陸1月号のリクルート情報では
デンソー
荘司麻衣(中京大)、倉岡奈々(鹿児島女高)
デンソー
久馬ツインズ(筑波大)
などが目についた。

ダイハツで久馬悠・萌姉妹の覚醒なるか。

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