« 山田池公園で練習会 | トップページ | 京都最高記録訂正(3000mW M55クラス) »

2016年2月29日 (月)

東京マラソン雑感

昨日の東京マラソンは日本選手惨敗の結果に終わったが、テレビ観戦者にとっては非常にスリリングな展開であった。

村山謙太(旭化成23歳)が唯ひとり外国人勢に混じりハイペースのトップ集団で気勢をあげた。20km以降、集団から脱落するも30kmでも後続の日本人選手とは2分の大差。

このまま日本人トップで逃げ切り、と思いきや、服部勇馬(東洋大4年)が後続から飛び出して大接近。そして35kmを過ぎて逆転、日本人トップに躍り出る。

あと5km、このまま服部選手が行くだろうと思いきや、今度はレース前には全く話題にもならなかった高宮祐樹(ヤクルト28歳)がどんどん追い上げて来た。

<結果>
①リレサ (エチオピア26歳)   2:06:56
⑧高宮 祐樹(ヤクルト28歳)  2:10:57
⑩下田 裕太(青学大2年)    2:11:34
⑪一色 恭志(青学大3年)    2:11:45

⑫服部 勇馬(東洋大4年)    2:11:46
⑬今井 正人(トヨタ九州31歳) 2:12:18
30村山 謙太(旭化成23歳)     2:16:58
※朱書き選手はリオ選考対象

陸連の五輪選考設定記録2:06:30にはほど遠く10分すら切れない結果となり、有力候補はなし。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
5km毎ラップ

設定記録2:06:30は5km14’59”40。ちょっと足らないが15分ジャストが目標ペースでしょう。
(5km15分ジャストのフィニッシュタイムは2:06:35)

だからペースメーカの設定は14分58秒ぐらいではないかな。

Tokyo_01
(注)最後の2.195kmは5kmに換算したタイム

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
設定記録からの5km毎差異

15km地点で30秒以上上回っているので、5kmからのペースが速すぎた感あり。村山選手以外の日本人選手がこのペースに付かなかったのは賢明とも言えるのではないかな。

ただ、10km以降、だらだらとペースを落としていったのは全く解せない。5キロ15分、キロ3分ペースで押していく選手がなぜ出てこなかったのか。

設定記録ペースより3分も遅れた30kmからやっとこさ重い腰をあげたが、五輪選考レースはすでに幕が下りていた。

Tokyo_02

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
30km地点での村山選手の通過タイム 1:31:23
テレビではよくこのペースでのフィニッシュタイムは、という場合はここまでの平均ペースで推測し2:08:32でまだまだ8分台は可能です、なんておっしゃるがグラフを見るとそうではないことがわかる。

30kmまでのプロットから3次の多項式近似曲線を引き、42.195ラインとの交点をみると【2時間15分ぐらい】ですね。

実際は終盤の落ち込みがもっと酷く2時間16分58秒でした。

Tokyo_03

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
奥野有紀子(資生堂23)自己新で日本人トップの10位

先月の全国女子駅伝で京都チーム・アンカーの大役が果たせず、どん底をみた奥野選手でしたが見事に2:31:17の自己新で本来の実力を発揮した。

Okuno

5000mのベストが16分00秒でマラソンを2時間31分で走るのだから驚きです。持久走能力が恐ろしく高い選手です。

京都・西京附属中→西京高→京都産大→資生堂
日本学生女子ハーフマラソン優勝(2014年)
ユニバシアードハーフマラソン銅メダル獲得(2013年)
趣味・嗜好:ピアノ、お出かけ・わらび餅

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

|

« 山田池公園で練習会 | トップページ | 京都最高記録訂正(3000mW M55クラス) »

マラソン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 山田池公園で練習会 | トップページ | 京都最高記録訂正(3000mW M55クラス) »