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2016年8月

2016年8月22日 (月)

リオ五輪9、10日目

陸上10日間の熱戦が終わり、オリンピックのお祭りも終わる。期待の男子やり投は不発に終わり、たいして期待されなかった最終日の男子マラソンはその通りの成績で終わる。

◆男子やり投決勝
                         ③85m38  ⑧82m42
⑪新井涼平(スズキ浜松AC) 79m47   93.1%    96.4%

自己ベスト86m83なら銅メダル、今季ベストなら5位入賞。予選で84m16を一投目にマークして軽々と予選突破した選手がなぜ?

新井は「やりたいことが多過ぎて、良いイメージを持てないまま試合に入ってしまったことがすべて。予選からの修正どころか、予選以下のものからスタートになってしまった。多分、理想を求め過ぎてズレてしまったのかなと。アップの時点で感触が悪く、試合が始まっても修正できなかった。悪い部分が本当に出てしまった」と敗因を分析した。
(『スポーツナビ』より引用)

予選の感触そのままに行けばいいのでは、と素人目には思ってしまうが、そこはやはり、目標がメダルでかつ90mという高いレベルなので、より遠くへ投げるための模索があるのでしょう。それが迷いとなり一連の動作に微妙なズレが生じる。
パワーだけでなく【技】の占める比重が高い競技だからこそ日本人選手が活躍できる、といえる。


◆男子マラソン
                     ③2:10:05  ⑧2:11:49
⑯佐々木悟(旭化成)  2:13:57    97.1%    98.4%
36石川末廣(Honda)  2:17.08     94.9%    96.1%
94北島寿典(安川電機)2:25:11    89.6%    90.8%

あわよくば入賞という淡い期待もあったが、勝負どころの30km、先頭集団に日本選手の姿はなかった。

日本人トップの佐々木選手は入賞まであと2分09秒。なんだ2分も遅いのか、と思うかもしれないが、これを100mに置き換えるとどうなるか。

100mで準決勝を突破すれば決勝の8人に入るので入賞となる。この準決勝進出最低ラインは今大会は10秒01。このタイムへの到達度98.4%は10秒17。ケンブリッジ選手の準決勝タイムと同じだ。

それでも惨敗にかわりはない。佐々木選手コメント『何かを変えないと』。そう、このままでは2020東京は戦えない。

マラソンに【技(わざ)】はあるのか。競歩のように頑固な歩形ルールの中で速く歩く【技】というものはない。

マラソンに【チーム力】はあるのか。競歩陣はメダルを獲るために、選手やコーチが同じ目標のもと協力し切磋琢磨するというチームワークがあったように思う。

競歩はマイナー。勝ってもお金にもならない。だから生活を懸けている黒人選手はやりたがらない。マイナーゆえに精鋭の選手がまとまりやすい、と言える。長距離は駅伝やマラソン人気があるゆえに、多くの実業団に分散してそれぞれがバラバラで活動しているのでは。

チーム力はリレーのように実際にチームで戦う種目に限られるものではない。個人種目でも走る、跳ぶ、投げるの個々の種目(ブロックでもいい)で精鋭選手・コーチが集まり、一つの目標のもと活動できるかどうかだ。

メダルラッシュだった競泳などがいい例かも。泳ぎはフリースタイルから平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライと種々あるが、泳ぐという動作はひとつでまとまりやすい。実際によくまとまっているように見える。多分、オリンピックに出るレベルの選手なら全スタイルの泳ぎができて強いはずだ。だから【技】も競いやすい。なので一つの目標にまとまりやすい。競泳は団体競技とも言える。

陸上も団体競技だという観点から考え直してはどうか。

個々の選手・コーチの力や技術だけでは世界とは戦かえない。走る競技なら勝敗を決めるのは走力かもしれないが、力を最大限に引き出したり、高めたりする方法は千差万別。これらのことを一人の知恵で考えてもしれている。ここに【チーム力】が必要となってくる。

『何かを変えないと』。その鍵は『チーム力』。解体してしまったがマラソンのナショナルチームなどは方向は間違っていないと思う。

長い作文になりました。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
日本選手の結果

メダル2、入賞2

目標『メダル1、入賞5』に対してメダルは+1だったが入賞は-3。男子400mリレー銀で万々歳はいいが、入賞以上が6に対して-2は目標達成とは言えないだろう。

男子4x100mR ②日本 37.60
     (山縣亮太 - 飯塚翔太 - 桐生祥秀 - ケンブリッジ飛鳥)
男子50kmW   ③荒井広宙(自衛隊体育学校) 3:41:24 
男子20kmW   ⑦松永大介(東洋大) 1:20:22
○男子棒高跳     ⑦澤野大地(富士通) 5m50

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2016年8月20日 (土)

リオ五輪8日目

やった!男子400リレー[銀]男子50キロ競歩[銅]

男子50kmW決勝
                             ③3:41:24 ⑧3:46:43
③荒井広宙(自衛隊体育学校) 3:41:24 SB   100.0%   102.4%
⑭谷井孝行(自衛隊体育学校) 3:51:00       95.8%   98.1%
27森岡紘一朗(富士通)      3:58.59       92.6%   94.9%

2kmの周回コースを25周する超過酷な50km競歩。ラスト1周時点で3位の新井選手。ヒタヒタと後ろから迫るのはカナダのダンフィー選手。2人のつばぜり合いが凄い。いったん抜かれた新井選手がすぐに抜き返す。肘鉄バトル。このバトルに勝ったのは新井選手。ダンフィー選手は弾かれるや膝がガクンと落ちて失速。この隙に新井選手はスタコラサッサと逃げる。ダンフィー選手、気を取り直して追うが開いた差は縮まらず新井選手が逃げ切りフィニッシュ。ここまではテレビでみたが、そのあと新井選手の失格騒ぎがあったようだ。確かにちょっと見、新井選手がダンフィー選手を突き飛ばしたように見えた。あとで問題になるかな、という感じはした。48キロ余りを歩いてきて、どちらも疲労困憊極まった状態。お互いさまでしょうか。

あとでバトルの様子をニュースなどでもう一度みると、妨害というほどのものではなく、押し合いみたいなもの。最終判定で新井選手の失格は取り消され銅メダル還る。

M50kmw_1
Youtube【NHKリオ】より

◆男子4x100mR決勝

①ジャマイカ 37.27 シーズンベスト
②日本     37.60 アジア新記録
(山縣亮太 - 飯塚翔太 - 桐生祥秀 - ケンブリッジ飛鳥)
③カナダ   37.64 カナダ新

日本は史上最強の4選手が秘技のバトンパスで繋ぎ、予選タイムを更新するアジア新でジャマイカに次ぐ銀メダル。3着ながら失格したアメリカを実力でやぶる。

日本はこの銀でオリンピック史上トラック種目として3つ目のメダル獲得。

<過去のトラック種目でのメダル>
1928年 アムステルダム 女子800m []人見絹枝
2008年 北京 男子400mR []塚原-末續-高平-朝原

ヒヤッとしたのは1走から2走。ちょっともたついたかな。しかし、飯塚選手がうまくバトンをたぐり寄せて快走。

M400mr_f01

M400mr_f02

M400mr_f03

M400mr_f04

M400mr_f05
4枚ともYoutube【NHKリオ】より

◆女子20kmW
                       ③1:28:42 ⑧1:30:24
⑯岡田久美子(ビックカメラ) 1:32:42  95.7%   97.5%

お昼の2時半からスタート。炎天下での20km競歩は過酷だ。そんな中、岡田選手は自己ベストより3分ほど記録は良くないが出場74名中の16位と粘りをみせた。しかし見てると競歩とは走るより辛い競技のように思えてくる。


◆女子5000m決勝
                       ③14:33.59 ⑧15:00.69
⑮上原美幸(第一生命G) 15:34.97   93.4%    96.3%

この日もスタートから飛び出す積極走。順位は落ちたけど粘りもみせた。5000mを2本走ったんだから十分でしょう。

上原選手については高1の時からこのブログでも注目してたが、こんなに早くオリンピック選手になるとは。

日本選手権5000mで上原選手は5位。1位尾西選手、2位鈴木選手は参加標準をクリアしていたのですんなり代表。あと一人は? 3位は10000m代表に内定していた関根花観(日本郵政G)。関根選手はここまで参加標準を突破していなかった。でも日本選手権でタイムを出せば5000mも代表になれる。女子5000mの参加標準は15分24秒00だ。さて3位関根選手の結果はーーー> 15分24秒74。 0.74秒差で2種目代表を逃した関根選手。そして4位石井寿美(ヤマダ電機)もここまで条件未達だったので代表にはなれず。そこで昨年7月のホクレンロングディスタンスで15分21秒40をマークしていた上原選手に幸運の女神が舞い降りたわけ。

実は10000mほうが24人いる有資格者のなかで3番目にいい記録。しかし本番の日本選手権では7位に沈んだ。めげずに今度は2日後の5000m挑戦。だが、ここも5位に落ちた。しかし(しかしが多い文章になったなあ)五輪の女神は0.74秒差でこの若い女性ランナーをリオに送り込んだ。

とまあ、勝手に作文しました。


上原選手、昨年と今年の全国女子駅伝1区。都大路は西大路通りの上りでスナップに収めてました。

Mu2015
上原美幸(鹿児島/第一生命)
2015.1.11 全国女子駅伝1区 区間② 19.19

Mu2016
上原美幸(鹿児島/第一生命)
2016.1.17 全国女子駅伝1区 区間⑬ 19.35

4年後の東京ではマラソンでメダル、が目標とのこと。このダイナミックな走りで42.195を駆け抜けたら、どんな記録が出るのだろうか。楽しみ。

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2016年8月19日 (金)

リオ五輪7日目

男子4x100mリレー、2組トップで決勝進出。

男子4x100mR予選(2組3着+2)

2組①日本(山縣-飯塚-桐生-ケンブリッジ) 37.68 AR 決勝進出

初の37秒台とアジア新記録で史上最強オーダーを証明

400r0818_1
Youtube【NHKリオ】より


予選タイム順位(決勝進出チーム)
① アメリカ        37.65
② 日本          37.68
③ 中国          37.82
④ カナダ         37.89
⑤ ジャマイカ      37.94
⑥ トリニダードトバコ 37.96
⑦ イギリス       38.06
⑧ ブラジル       38.19

8/20 10:35(日本時刻)の決勝で北京大会から8年ぶりのメダルなるか。

ガトリン温存のアメリカには届かないとしてもボルト温存のジャマイカとはいい勝負になりそう。ジャマイカとの予選タイムの差は0秒26。もしこの差でアンカーのケンブリッジが先行すればボルトは抜けるか。う~ん、やっぱりボルトが追いつきそう。それでも3位、銅メダルは堅守。

決勝は

3レーン アメリカ
4レーン ジャマイカ
5レーン 日本
6レーン 中国

パスミスさえなければ日本3位。アメリカ、ジャマイカにミスがあれば金。


◆十種競技
                          ③8666  ⑧8332
⑳右代啓祐(スズキ浜松AC) 7952     91.8%   95.4%
22中村明彦(スズキ浜松AC) 7612     87.8%   91.4%

日本記録(8308点/右代啓祐)を出せば入賞ラインという結果。

<ポイント詳細>
⑳右代啓祐(スズキ浜松AC) 7952

      自己ベスト        リオ五輪     差異
100m  11.24(-0.6) 808    11.30(+0.5)  795  -13
走幅跳 7m15(-0.5) 850    6m83(+0.3) 774  -76
砲丸投 15m19    801    14m14     737  -64
走高跳 2m03     831    1m98      785  -46
400m  49.66     830    50.43      795   -35
1日目         4120            3886  -234
110mH 14.90(+0.1) 862     15.09(+0.4) 839  -23
円盤投 50m17    874     49m90    868   -6 
棒高跳 4m80     849      4m90    880   +31 
やり投 69m11     876     66m63    838  -38
1500m 4:32.62    727     4:46.33    641  -86
総得点        8308            7952  -356 


22 中村明彦(スズキ浜松AC) 7612


      自己ベスト        リオ五輪    差異
100m  10.69(+1.8) 931    11.04(-0.8) 852  -79
走幅跳 7m65(+0.8) 972    7m13(+0.4) 845  -127
砲丸投 12m47    635    12m00    606   -29
走高跳 2m02     822    1m92    731   -91
400m  47.82     918    48.93     865   -53
1日目        4278             3899  -379 
110mH 14.12w(+2.1)959    14.57(+0.7) 902  -57
円盤投 35m58    575    34m91    562  -13
棒高跳 4m90     880     4m70    819  -61
やり投 54m18     651    51m24    607  -44
1500m 4:16.30     837    4:18.37    823  -14
総得点        8180           7612  -568


◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
7日目終了時点での成績

メダル0、入賞2

・男子20kmW ⑦松永大介(東洋大) 1:20:22
・男子棒高跳   ⑦澤野大地(富士通) 5m50


今後のメダル・入賞、期待種目
・男子50km競歩・・・8日目(8/19夜)決勝
・男子4x100mR・・・8日目(8/20 10:35)決勝
・男子やり投   ・・・9日目(8/21朝)決勝

                ( )内は日本時刻

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2016年8月18日 (木)

リオ五輪6日目

今日も4つの決勝種目に日本人選手の姿なし。

◆男子5000m予選(2組5着+5)

1組-22村山紘太(旭化成)  14:26.72  落選(総合42)
2組-⑯大迫傑(Nike ORPJT)13:31.45 SB 落選(総合28)
 
村山選手、序盤先頭に立つも女子5000m予選の上原選手のような勢いも粘りもなく敗退。10000mも不調だったし、どうも体にキレがないようだ。記録的には昨年11月に10000mで日本記録を出した頃がピークか。

大迫選手はシーズンベスト。先頭集団の中で予選突破を狙うも終盤のペースアップについていけず後退。「足が残っていなかった」とコメント。アクセルを踏み込んでもう一段加速するだけのパワーは残っていなかった、ということですね。


◆男子やり投予選(83mあるいは上位12)

B組-③新井涼平(スズキ浜松AC) 84m16 決勝進出(総合④)

一投目で予選突破設定記録83mを超えるビッグスロー。だから予選は1本で切り上げ体力温存。決勝は9日目(8/20)。自己ベスト86m83の更新で五輪男子やり投では初のメダル獲得へ。


Jt0818_2
Youtube【NHKリオ】より


◆十種競技(1日目)

24 中村明彦(スズキ浜松AC) 3899

      自己ベスト        リオ五輪    差異
100m  10.69(+1.8) 931    11.04(-0.8) 852  -79
走幅跳 7m65(+0.8) 972    7m13(+0.4) 845  -127
砲丸投 12m47    635    12m00    606   -29
走高跳 2m02     822    1m92    731   -91
400m  47.82     918    48.93     865   -53
1日目        4278             3899  -379 
110mH 14.12w(+2.1)959   
円盤投 35m58    575   
棒高跳 4m90     880   
やり投 54m18     651   
1500m 4:16.30     837   
総得点        8180   

25 右代啓祐(スズキ浜松AC) 3886

      自己ベスト        リオ五輪     差異
100m  11.24(-0.6) 808    11.30(+0.5)  795  -13
走幅跳 7m15(-0.5) 850    6m83(+0.3) 774  -76
砲丸投 15m19    801    14m14     737  -64
走高跳 2m03     831    1m98      785  -46
400m  49.66     830    50.43      795   -35
1日目         4120            3886  -234
110mH 14.90(+0.1) 862   
円盤投 50m17    874   
棒高跳 4m80     849   
やり投 69m11     876   
1500m 4:32.62    727   
総得点        8308   

1日目終わっての8位選手のポイントは4290。入賞はなかなか厳しそう。


◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
6日目終了時点での成績

メダル0、入賞2

・男子20kmW ⑦松永大介(東洋大) 1:20:22
・男子棒高跳   ⑦澤野大地(富士通) 5m50


今後のメダル・入賞、期待種目

・男子4x100mR・・・7日目(8/18夜)予選
・男子50km競歩・・・8日目(8/19夜)決勝
・男子やり投   ・・・9日目(8/21朝)決勝

                ( )内は日本時刻

今日の勢いなら、やり投の入賞は固い。そして、メダルにもっとも近いとされる男子400mリレーの予選が今夜11時40分から。リオとの時差はちょうど12時間だから現地はお昼どき。


◆男子4x100mR予選(2組3着+2)

日本は2組目、6レーン。

2組の出場国と2015-2016年のベストタイム

レーン 国名        タイム
1   イギリス       37.78
2   オランダ       38.41
3   ジャマイカ      37.36 
4   ドイツ         38.15
5   キューバ       38.44
6   日本         38.20
7   トリニダードトバコ 38.32
8   ブラジル       38.60

日本を上回るのはイギリス、ジャマイカ、ドイツ。山縣、飯塚、桐生、ケンブリッジのオーダーだと4人の走力は日本記録38.03樹立時の4人を凌駕するそうだ。ここにアンダーハンドパスの妙技が加わればドイツ、イギリスとは対等に闘える。3位以内での予選突破だ。

と、良い方向に考えてはいるが、何が起こるかわからないリレー。スパッとバトンが繋がるがどうか。

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2016年8月17日 (水)

リオ五輪5日目

5つの決勝種目が行われるが日本選手の出番はなし。

◆女子5000m予選(2組5着+5)

1組-⑦上原美幸(第一生命G)  15:23.41 SB 決勝進出(総合⑭)
2組-⑨尾西美咲(積水化学)   15:29.17 落選(総合⑱)
2組-⑫鈴木亜由子(日本郵政G)15:41.81 落選(総合24)

全く話題に上っていなかった20歳の新鋭、上原選手が衝撃の五輪レビュー。これが私の持ち味だとばかりにスタートから飛び出し独走。小さい体でダイナミックに走る、走る。3500m付近で後続集団に飲み込まれるも、ここからの走りも凄い。果敢に先頭についていくこの粘り。テレビを観ていて思わず喝采をあげる。シーズンベストの7位でゴール。そしてタイム+5に入り決勝進出。

W5000_1_2
Youtube【NHKリオ】より

積極果敢でかつ粘り強い上原選手。決勝は8日目(8/20午前9:40)。女王アヤナにどこまで付いていけるかチャレンジしてほしいけど、どうかな。


◆男子200m予選(10組2着+4)

3組-④飯塚翔太(ミズノ)   20.49(+0.3) 落選(総合30)
5組-⑥藤光謙司(ゼンリン) 20.86(-1.5) 落選(総合64)
9組-⑥髙瀬慧(富士通)   20.71(+0.6) 落選(総合55)

ファイナルを目指した3選手だったがいずれも予選敗退。タイム+4は20秒31。


男子400mH準決勝(3組2着+2)

1組-⑥野澤啓佑(ミズノ) 49.20 落選(総合⑮)

終盤に失速したか、最後の10台目のハードルを左足かかとで引っ掛ける。ここからフィニッシュまでで4人に抜かれ6位に。予選でみせた快走の再現はならず。

M400mh_1
Youtube【NHKリオ】より


◆女子やり投予選(63mあるいは上位12)

B組-⑩海老原有希(スズキ浜松AC) 57m68 落選(総合21)

上位⑫の記録は61m63。海老原選手はロンドンに続いて予選突破ならず。


◆女子走幅跳予選(6m75あるいは上位12)

B組-⑲甲斐好美(VOLVER) 5m87 落選(総合37)

予選突破12位は6m53。踏み切りが合わず1回目、2回目とファウル。3回目の試技でやっと記録を残すものの自己ベスト6m84には遠く及ばない不本意な結果に終わったようです。


◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
5日目終了時点での成績

メダル0、入賞2

・男子20kmW ⑦松永大介(東洋大) 1:20:22
・男子棒高跳   ⑦澤野大地(富士通) 5m50


今後のメダル・入賞、期待種目

・男子やり投   ・・・6日目(8/18朝)予選
・男子4x100mR・・・7日目(8/18夜)予選
・男子50km競歩・・・8日目(8/19夜)決勝

競技の半分は終わった。メダルは獲れるのか。

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リオ五輪4日目

棒高跳の澤野大地(富士通)が入賞。雨降りでの悪条件の中、最初の試技5m50を一発クリア。5m65は失敗したが7位タイ。

男子棒高跳決勝

⑦澤野大地(富士通) 5m50 

1952年ヘルシンキの沢田文吉(6位)以来64ぶりの入賞とか。3位は5m85だったのでメダルへはあと35cm。


◆男子3000mSC予選(3組3着+6)

1組-⑪塩尻和也 (順天堂大) 8:40.98 落選

決勝進出+6のタイムは8:27.69なので、あと13秒。塩崎選手は2週間前に五輪代表に選ばれた。なんでも他国の選手で出場辞退があり、国際陸連から招待状が来たらしい。参加標準記録(8.30.00)に満たない塩尻選手だったが日本陸連は出場を認めリオに召集となった模様。

リオ出場を決めた今季日本トップの記録 8.31.89は7月7日の順大ナイター競技会でのもの。しかし日本選手権で勝ったのは潰滝大記(富士通)8.36.39で塩尻選手は2位。潰滝選手には昨年の北京世界陸上のときも今回と同じように国際陸連から招待状が来ていたとか。そのときは日本陸連は選考基準に達していないことを理由に潰滝選手を出場させなかった。日本陸連も今回は大盤振る舞いに出たわけだ。



◆女子200m予選(9組2着+6)

7組-⑤福島千里(北海道ハイテクAC) 23.21(+0.5) 落選

総合38位。準決勝進出+6のタイムは22秒94。あと0..27秒。日本選手権でみせた22秒88(+1.8)日本記録のスピードはみられず悲願の予選突破は叶わず。大会直前に痛めた脚(左太もも裏)の影響もあり100mを欠場しての挑戦だったが万全の体調ではなかったのでしょう。日本選手権のあと、女子リレーも五輪に行かせたいと若い選手と共にタイム短縮トライアルをつづけた福島選手。疲れが溜まっていただろうし、それを踏まえての最終調整も行われただろう。やはり本番に絶好調を合わせるのは神業なみに難しいということでしょう。


◆男子400mH予選(6組3着+6)

1組-④松下祐樹(ミズノ) 49.60 落選 (総合25)
4組-①野澤啓佑(ミズノ) 48.62 PB 準決勝進出 (総合⑥)

タイム+6での準決進出ラインは49.37

野澤選手は自己ベストでの4組トップ予選突破。決勝進出が大いに期待できる走りでした。


◆男子110mH予選(5組4着+4)

再レース
6組-③矢澤航(デサント) 13.88(-0.1) 落選

矢澤選手は1組6着で落選だったが、1組と2組が大雨のため他の組と条件が違いすぎるとの抗議で、1,2組の5番以下の選手で再レース。タイムで拾われる+4の13秒65を懸けて再挑戦も0.23秒届かず。


◆女子400mH予選(6組3着+6)

6組-⑤久保倉里美(新潟アルビレックスRC) 57.34 落選(総合35)

タイム+6は56.36。今季56.14をマークしている久保倉選手なので納得のいかない結果だ。雨の影響でアップがうまくいかなったようだが、過去2回の五輪で予選突破の走りをみせてくれた久保倉選手だけに悔やまれる。


◆男子三段跳予選(16m95あるいは上位12)

A組-⑮長谷川大悟(日立ICT) 16m17(+0.3) 落選(総合29)
B組-⑱山下航平(筑波大) 15m71(+0.3) 落選(総合35)

決勝進出12番目の記録は16m61だった。両選手とも今期ベストは16m80を超えているだけに持ち味を出せずに終わったか。



◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
4日目終了時点での成績

メダル0、入賞2

・男子20kmW ⑦松永大介(東洋大) 1:20:22
・男子棒高跳   ⑦澤野大地(富士通) 5m50


今後の期待種目
・男子400mH  ・・・5日目(8/17午前)準決勝
・男子やり投   ・・・6日目(8/18朝)予選
・男子4x100mR・・・7日目(8/18夜)予選
・男子50km競歩・・・8日目(8/19夜)決勝

さてメダルは獲得なるか。

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2016年8月16日 (火)

リオ五輪3日目

メダル期待の女子マラソンは福士選手14位。男子100mは山縣、ケンブリッジ両選手とも決勝進出ならず。

女子マラソン
                       ③2:24:30 ⑧2:27:36
⑭福士加代子 (ワコール) 2:29:53  96.4%   98.5%
⑲田中智美 (第一生命G) 2:31:12  95.6%    97.6%
46伊藤舞 (大塚製薬)    2:37:37  91.7%    93.6%

レース半ばにしてメダルの希望はなくなり、追い上げての入賞の期待も外れ。

急激なスピードの上げ下げに弱いことを今回も暴露。イーブンペースで30~35kmまで行くという省エネ走法に体が慣れてしまっているのかな。国内レースではペースメーカーが引っ張る先頭集団にいて無駄な動きをしない力温存戦法で行けるが、オリンピックでは通用しない。

あるいは、イーブンで行くなら、回りがどう動こうが自分のペースで押し通す。こういう戦略があってもいいか。ただし、目標は高いレベルで。

レース後の福士選手のコメント
『マラソンはきつい。ここまでの過程も、レースも全部苦しいけど、オリンピックのマラソンは出るもんだね。楽しいよ、苦しいけど。もう泣きたい。泣いてるけど』

感動のコメントでした。

結果はどうあれ、選手個々については持てる力は出し切った、と思います。健闘を称えましょう。


男子100m準決勝(3組2着+2)

2組-⑤ 山縣亮太 (SEIKO)      10.05 (+0.2) PB 落選
3組-⑦ ケンブリッジ飛鳥 (ドーム) 10.17 (±0 ) 落選

決勝進出タイム+2 10.01

山縣選手は自己ベスト

次は7日目の4x100mリレー予選に注目。


男子走高跳予選(2m31クリアあるいは上位12)

A組-⑱ 衛藤昂 (AGF) 2m17 落選

決勝進出12番目の記録は2m26


◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
3日目終了時点での成績

メダル0、入賞1

・男子20kmW ⑦松永大介(東洋大) 1:20:22

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2016年8月15日 (月)

リオ五輪2日目

日本人出場の決勝種目は男子10000mのみで入賞はなし。

男子10000m決勝
                       ③27:06.26 ⑧27:23.86
⑰大迫傑(Nike ORPJT) 27:51.94  97.3%    98.3%
29設楽悠太(Honda)    28:55.23  93.7%    94.7%
30村山紘太(旭化成)   29:02.51  93.3%    94.3%
3位メダルと8位入賞への到達度を%で表示。

大迫選手が2000年シドニー男子10000mで7位の高岡寿成(カネボウ)以来のトラック個人種目入賞を目指すも届かず。設楽、村山の2選手は周回遅れの惨敗。


女子3000mSC予選(3組3着+6)
                            
1組-⑰高見澤安珠 (松山大学) 9:58.59 落選


タイム+6は9:35.79なのであと23秒。将来性を買われての五輪代表なのでこの経験を東京につなげてもらいましょう。


男子100m予選(8組2着+8)
4組-② ケンブリッジ飛鳥 (ドーム) 10.13 (-0.5) 準決勝進出
7組-④ 桐生祥秀 (東洋大)     10.23 (-0.4) 落選
8組-② 山縣亮太 (SEIKO)      10.20 (-1.3) 準決勝進出

タイム+8人目は10秒20なので桐生選手はあと0.03秒でした。


男子棒高跳予選(5m75あるいは上位12)

A組-⑦ 澤野大地 (富士通)    5m60   決勝進出
A組-⑪ 荻田大樹 (ミズノ)     5m45   落選
B組   山本聖途 (トヨタ自動車) 記録なし 落選

結局、予選通過ラインは5m60。荻田選手は総合21位。山本選手はロンドンに続いて記録なしに終わる。

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
2日目終了時点での成績

メダル0、入賞1

・男子20kmW ⑦松永大介(東洋大) 1:20:22

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2016年8月13日 (土)

リオ五輪1日目

日本のメダルダッシュで沸くリオ五輪。昨日12日から陸上開幕。目標は『メダル1、入賞5』。この目標は4年前のロンドンと同じだ。ロンドンの結果はメダル1、入賞3。

ロンドン大会当時はメダル1、入賞2だったがロシアのドーピング問題で50kmW(競歩)10位だった森岡紘一朗(富士通)が7位入賞に繰り上げ。それで入賞3となった。

今回リオのメダル候補は
男子4x100mR
男子20km・50km競歩
女子マラソン

入賞は上記種目に加えて
女子10000m
男子400mH
男子やり投
男子棒高跳

さて1日目の結果は・・・

男子20kmW 7位入賞


男子20kmW決勝
                     ③1:19:37  ⑧1:20:27
⑦松永大介(東洋大) 1:20:22   99.1%    100.1%
21藤澤勇(ALSOK)  1:22:03   97.0%     98.0%
42髙橋英輝(富士通) 1:24:59   93.7%     94.7%
3位メダルと8位入賞への到達度を%で表示した。

今季1時間18分台の記録(いずれも国内で出したもの)をもつ日本人3選手としてはちょっと物足りない。歩形失格というリスクを背負っての国外競技では慎重にならざるを得ないのかな。


女子10000m決勝
                       ③29:42.56  ⑧30:26.66
⑱高島由香(資生堂)  31:36.44   94.0%     96.3%
⑳関根花観(日本郵政) 31:44.44   93.6%     95.9%

入賞が期待された鈴木亜由子(日本郵政)の欠場が痛かった。しかし、アヤナが世界新記録の超ハイペース。日本記録(30:48.89)でも入賞には届かなかった。

さて、トップと周回遅れになる到達度は? 1周400mは10000mの4%。なので到達度96%だと周回遅れとなる。これが大差の目安ではないかな。そういう意味では今回の結果は入賞すら厳しいものだった。

欠場の鈴木選手は左足の違和感だとか。限界すれすれで競技や練習そして調整を続けていくトップ選手なので故障のリスクはつきもの。しかし代表選考会の日本選手権。10000m優勝と5000m2位。あそこまで追い込んで走ることがよかったのかどうか。余裕を残して8位内でも軽く代表にはなっていたはず。そんな選択肢はなかったのかな。(まあないでしょうね)


◆男子800m予選
   
5組-④川元奨(スズキ浜松AC) 1:49.41 落選
         ・・・同組予選通過ライン③1:49.40(0.01秒差)

ロンドン五輪でも横田真人(富士通)が 5組-④1:48.48 だった。このときは0.21秒差で落選となっている。ほんとあと1歩というか胸の差なんだが。観戦しているとやはり仕掛けるのがもう少し早ければと思ってしまう。それがなかなかできないのがオリンピックの舞台。


◆男子400m予選

4組-⑥ジュリアン(東洋大)   46.37 落選 4組-③ 45.41 97.93%
7組-⑧金丸祐三(大塚製薬) 48.38 落選 7組-⑤ 45.54 94.13%

金丸選手はアキレス腱故障からの回復が間に合わなかったようだ。日本選手権でも予選落ちだったがマイルリレー五輪代表入りに貢献したのが買われての出場。でもちょっと無理のようでした。

予選の壁は高い。

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