日本選手権

2015年7月 5日 (日)

日本選手権混成:ヘンプヒル恵vs桐山智衣

本日、2日目の結果。

ヘンプヒル選手がセカンドベストの5622点で日本選手権初優勝。2位桐山選手との差は86点だった。

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1日目が終わり11点差で桐山選手がリード。2日目最初の〝走幅跳〟では桐山選手が6m越えの大ジャンプに対しヘンプヒル選手は記録が伸びず5m53。ここで得点差が155点と開き、危うしヘンプヒル!状態に。

しかし、次の〝やり投〟の1投目で自己ベストを5m以上更新する47m88でその差を17点まで挽回したヘンプヒル選手。

そして最終種目、得意の800mで逆転。日本選手権初出場で初優勝を果たす。

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桐山選手もセカンドベストの大健闘でした。

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昨日と今日の2日間、長野で行われている日本選手権混成競技について女子七種競技をAthleteRanking.comの結果よりフォローしてみた。

1日目4種目がが終わった時点でのTOP3
①桐山智衣(モンテローザ) 3253
②ヘンプヒル恵(中央大1)  3242
③伊藤明子(筑波大2)    3046

昨年の日本選手権を制した桐山選手がヘンプヒル選手に11点差をつけてトップ。自己ベストでは114点優るヘンプヒル選手が2日目の今日、どこで逆転するか。

また世界陸上参加標準記録6075点にどこまで接近するかも注目ですね。


ヘンプヒル恵vs桐山智衣

「走はヘンプヒル、跳・投は桐山」
2日目では桐山選手が幅とやりでヘンプヒル選手を大きく引き離せるかに懸かる。最終種目の800mではヘンプヒル選手が10秒以上上回るので150点程度なら逆転しそう。

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男子のほうも
① 音部拓仁 (富士通)      4191   
② 中村明彦 (スズキ浜松AC)  4149   
③ 川﨑和也 (順天堂大M1)   4063   
④ 右代啓祐 (スズキ浜松AC) 4052 
と、大接戦。

混成は面白い

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2015年6月28日 (日)

日本選手権雑感

日本選手権終わる。

男子10000m
『体が全く動かなかった』 ツインズで北京世界陸上出場を期待されていた村山謙太(旭化成)が11位と惨敗。レベルが違いすぎるので想像もできないが、疲労?(練習不足はありえないので)あるいはプレッシャー?(無いと思うが) 兵庫リレーカーニバル日本人1位なので選考対象にはなるだろうが、負け方がひどいので難しいか。2位の設楽悠太(Honda)はいけるのでは。

男子5000m
弟の紘太(旭化成)選手は大迫選手とのデッドヒートを制してきっちりと決めた。一発勝負での精神力は弟のほうが強いか。

女子800m
山田はな(東京学芸大3)と真下まなみ(セレスポ)のフィニッシュ直前のヒートアップも凄かった。真下選手は山田選手に並ばれた瞬間に転倒!誰かと脚が絡まったのか。いや、スローでみると自分で脚がもつれて転んだよう。気持ちはフィニッシュに跳んでいたが、脚が付いてこなかった感じ。山田選手は新潟南高出身なので開催地新潟のヒロイン。なんか応援したくなるふわっとした感じの選手。

女子400mH
試合進行が女子800m決勝のすぐあと。そのため注目の石塚晴子(東大阪大敬愛高3)は800を棄権してこの400ハードルに懸ける。しかし連日の激走で持ち前のパワーも枯渇したか7着に沈んだ。日本一を競う大舞台で400、400ハードル、800の3種目に挑戦したのだから体も悲鳴をあげている。じっくり疲労を取って心身をリフレッシュ、7月29日からの和歌山インターハイ5冠を目指す。

女子100m、200m
福島千里(北海道ハイテクAC)の強さは尋常じゃない。手と脚の回転(というか振り)が速すぎて目に見えない。
100m予選と準決で壹岐いちこ(京都橘高3)が元気の姿で登場。京都府予選欠場の理由は分からないが故障だったとしたらもう完治したようです。和歌山でもリレーで見せてくれるかな。






(つづく)

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2015年6月27日 (土)

日本選手権Day1

日本選手権も今日は2日目が終わったが、まずはDay1の結果から。

男子3000mSC
① 潰滝大記 (中央学院大4) 8:32.89 自己ベスト
② 篠藤淳 (山陽特殊製鋼)  8:36.61   
③ 山下洸 (NTN)        8:36.61 

新鋭の潰滝選手が最後まで行ってしまった。潰滝選手はスタートからハイペース。最初の1000を2’47”で入り標準記録8’28”突破へ期待がふくらむ(貯金2”)。

後続との差は増々広がり独走状態で2000は5’39”(借金1”)。残り1000を2’49”以内なら標準突破!

一人旅の潰滝選手、ペースがあがらない。やはり競う相手がいないのはつらい。後続集団をみると先頭にいた優勝候補筆頭の松本葵(大塚製薬)は沈んでいた。

ラスト1周、渾身の力走もタイムは8’28”を越え・・・

潰滝大記(つえたきひろき)
和歌山・笠田高出身。高3(2011年)のとき全国高校1位の【8.55.96】で近畿を制し北上インターハイの優勝候補だったが本番では13位。中央学院大に進み1年の関東インカレ2部で優勝(8.45.04)。日本選手権には1年から連続出場し、10位、4位、3位ときて今大会でついに日本一。序盤から積極果敢に飛ばして行くのが持ち味だ。自己ベストの優勝タイムは日本歴代11位タイ(篠藤選手とタイ記録)。

松本選手はアジア選手権(⑥9.00.34)の疲れかもしれない。今後の男子3000障害を引っ張っていくのは間違いなく潰滝選手でしょう。


女子10000m
① 西原加純 (ヤマダ電機) 32:06.48   
② 高島由香 (デンソー)   32:07.91   
③ 小原怜 (天満屋)     32:08.59 自己ベスト 

前半は清田真央(スズキ浜松AC)や光延友希(デンソー)、加藤岬(九電工)らの選手が入れ替わりで先頭を引っ張りいいペースで進行。中間の5000mは16’03”で標準記録32’00”をクリアする勢い。

しかし後半に入って徐々にペースは落ち気味。すでに標準を突破している有力選手がなかなか前に出ないためか9人の先頭集団であと3周までレースは進む。そこから大本命の高島由香(デンソー)がトップに出てペースを上げる。実業団ルーキーの桑原彩(積水化学)はここまでよく付いていたが他の2選手とともに脱落。6人の集団でラスト1000m。

先頭は高島選手、すぐ斜め後ろが西原加純(ヤマダ電機)で、高島選手の真後ろが萩原歩美(ユニクロ)。3選手とも世界陸上参加標準記録突破者。勝てば代表内定。負けても3位は死守。あと1周の鐘直前で、するすると小原怜(天満屋)がアウトコースからトップをうかがう。それが合図のように西原選手が高島選手をかわし小原選手もはねのけてスパート炸裂。すぐに標準突破者のひとり山崎里菜(パナソニック)が追う。

西原、高島、小原、萩原、山崎の5選手のラスト1周勝負は凄かった。勝ったのは機先を制しぐいぐいとフィニッシュにバク進した西原選手。一度は5番手に落ちるもバックストレートから最終カーブで猛烈に追い上げ2位に入った高島選手。最後の直線で萩原選手をとらえ3位に食い込んだ小原選手。

①西原加純・・・世界陸上代表、決まり
②高島由香・・・なんとか行けるのでは
③小原怜 ・・・今後8月3日までに32分を切れるか。
あとひとり
⑦沼田未知(豊田自動織機)・・・兵庫リレーカーニバル優勝者なので8月3日までに32分を切れば選考対象にはなれるハズ。

西原加純 (にしはらかすみ)
京都・宮津高校から佛教大。1989年3月生まれの26歳。加悦中学時代から京都の市町村対抗駅伝に名前が出ている。初出場は中1で7区区間23位。そのあと連続出場し高2では区間1位。高3時には1500mで全国インターハイ(大阪)に出場(4.31.19で予選落ち)。めざましい活躍は佛教大進学後。3年時の2009年セルビア・ユニバーシアードで10000m金、5000m銀。日本インカレは5000mで2009、2010と連覇。全日本大学駅伝でも3年時にエース区間を走り悲願の初優勝。翌年も同じ区間を区間新の快走で連覇達成。日本選手権は昨年10000mで初優勝し、アジア大会出場(8位)。10000m自己ベスト31.53.69(2014兵庫リレーカーニバル)は日本歴代56位でまだまだ上を目指す。

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2015年6月25日 (木)

日本選手権展望(3)男子3000mSC

明日から日本選手権。初日の男子決勝種目は3000m障害ひとつだけ。この種目はやはりちょっと特異種目なのでエントリー選手も多くはない。また上位に来る選手の顔ぶれも限られてくる。

本命はゴールデングランプリ川崎で日本人トップの松本葵(27歳・大塚製薬)。初の日本一と標準記録クリアで世界陸上代表を掴みとりたい。

標準記録の8分28秒はもうすぐ手の届くところにあるように思うがなかなか厳しい試練でもある。自己ベストは2010年にマークした【8.30.49】だから、そこからさらにあと3秒。GGP川崎での今季ベスト【8.33.69】からだと、あと6秒。

標準記録8分28秒をクリアするには1000m毎のラップは2分49秒が必要。昨年のレースもそうだったが最初の1000mがちょっと遅い。ここで2分50秒を切ってこないとまず無理。

最後の1000は速くなるが中盤の1000はペースは上がらない。だから入りの1000でどれだけ稼げるかにかかってくる。

若い潰滝大記(22歳・中央学大4)や塩尻和也(18歳・順大1)が引っ張って2分46ぐらいでくると俄然、記録への期待が高まる。

※塩尻和也・・・昨年の山梨インターハイ優勝者(伊勢崎清明高)

松本選手に対抗するのはベテランで勝負強い篠藤淳(30歳・山陽特殊製鋼)と、2011、2012年のチャンピオン山下洸(26歳・NTN)か。

潰滝選手が最初から飛ばして最後まで逃げ切るという展開も考えられないこともないが、注目はやはり記録でしょう。

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グラフ化
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2015年6月23日 (火)

日本選手権展望:女子10000m

今週末金曜から行われる日本選手権の展望、その第2弾は〝女子10000m〟

まずはエントリーリストを

赤文字の記録が北京世界陸上参加標準を突破したものでランキング上位6選手が突破者。この6人のなかで萩原選手だけ今季まだトラックレースを走っていない。

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グラフ化すると

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年次ベストと言っても今季はまだ3か月にもならない。なので今季ベストが良くなくても選手権本番は分からない。それでも今季好調な選手のほうが期待はもてる。グラフでみると32分30秒ラインより上のマーク9選手。

そこに、昨年標準記録をクリアしている2選手(萩原、山崎)を加え下記11選手がTOP3を目指し激しく闘いそうだ。

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※実・・・実業団年数

大本命は昨年、今季と標準突破の高島選手。実業団9年目の27歳。対抗は実業団4年目のスズキ勢、清田・牧川の2選手か。

GGサン応援は地元、西原・桑原の2選手。とくに実業団ルーキーの桑原選手の走りには注目。記録と順位を両手に握りガッツポーヅでフィニッシュ!


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これは参考です。

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女子10000m決勝は初日、6月26日(金) 5:00p.m.
テレビはNHKBS1で7:00~8:50p.m.

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2015年6月13日 (土)

日本選手権展望:男子10000m

6月26日(金)より北京世界陸上代表を懸けた日本選手権が新潟のデンカビッグスワンスタジアムで開幕する。大会公式サイトではすでにエントリー選手を公開。そこで観戦(テレビだけど)のための事前チェック。あくまで趣味の記事ですよ。

エントリーリスト。昨年と今年の現時点までのベストを記載

日本選手権の参加資格は28分27秒突破。もしくは地域選手権で3位以内に入り28分48秒突破。(2014年1月1日以降の記録で)

結果としてエントリーは下表の28名(ほかに外国人選手1名)

現時点の世界陸上参加標準27分45秒到達者はトップ3の鎧坂村山(謙)設楽(悠)の3選手だ。

世界陸上参加標準をクリアして日本選手権優勝なら代表内定だろう。優勝を逃しても3位内なら選考対象。3位から外れても日本グランプリシリーズの兵庫リレーカーニバルで日本人1位選手は選考対象に入る。

ということで兵庫リレーカーニバル10000m日本人トップの村山(謙)選手が一番有利な位置。

世界陸上には3人まで出場できる。重点種目である10000mはフルエントリーの可能性大。よって、まずは3位以内が必須条件だ。参加標準を満たさない選手は同時に27分45秒のタイムが必要だが、選手権以降8月2日まで記録達成の猶予期間がある。

だから3位以内に入っておいてホクレン・ディスタンスチャレンジ等で標準記録を出せば選考のまな板に上がれる。

だがら何がなんでも3番まで。

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グラフ化
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グラフでみると昨年以降28分10秒を突破している上位6選手が頭一つ抜き出ているか。ただしランキング7位はナイキ・オレゴンプロジェクトに移籍した大迫選手。今季はまだ記録を出していないとは言えTOP3候補からは外せない。

大迫選手が5月29日アメリカ・オレゴン州で行われたIAAFダイヤモンドリーグのユージン大会で27分45秒24をマークしていました。よってランキング4位へ上昇ですね。しかし、標準記録には僅か0.24秒届かず。日本選手権、どんな走りを魅せてくれるのか大注目!
(6/14追記)

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ここで日本選手権の過去6大会の入賞者を確認してみよう。

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この種目では現在4連覇中の佐藤悠基選手が滅法強い。ぴたりと先頭集団につけて残り1kmぐらいからのペースアップに乗って行き、ラスト1周勝負は必殺スプリント。壺にハマった無敵のレース。

ただ今回、佐藤選手はまだ標準記録をモノにしていない。タイムも狙って前半から飛ばして行く展開になるかどうかだ。

多分、標準クリアの鎧坂、村山(謙)、設楽(悠)の3選手は勝負に徹して抑えて行くから普通ならペースはあがらない。それをあげるために誰が引っ張っていくかですね。ここはスピードランアー上野裕一郎選手あたりかな。

翌日の5000mでランキング2位につけている大迫選手の走りにも注目。10000mで無理して記録狙いにいくか、あるいは5000mにパワー温存か。

標準に届いていない設楽(啓)選手なんかは1万m一本なのでダメモトで飛ばしてくるかもしれませんね。

男子10000m、テレビ放送あるでしょうね。スタートからフィニッシュまで3番手争いに目を離せないよ。

でもでも、ここに炎のランナー宇賀地選手の名前がないのはちょっと寂しい。

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最後に日本歴代100傑

2015年更新は
⑥ 村山謙太 27.39.95  5/09ゴールデンゲームズinのべおか
⑫ 設楽悠太 27.42.71  5/09ゴールデンゲームズinのべおか
100 村山紘太 28.12.31  5/16九州実業団

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歴代記録を眺めると、最高記録の高岡選手も凄いけど、30年前の中山・瀬古両選手も尋常ではない強さですね。


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2014年6月 9日 (月)

日本選手権優勝者記録

3日間、雨が降り続いた日本選手権。優勝者の記録をアジア大会派遣設定記録Bと比較してみた。なお、混成競技は5/31~6/1に長野で行われた結果です。

表で派遣記録Bの後ろに〝*〟マークは日本記録を上回る
優勝記録の後ろに〝w〟マークは追風参考

男子

派遣Bを達成した種目は
400mH、棒高跳、やり投、十種競技の4つ

1%以内に接近の僅差レベル
短距離

1%から3%未達の〝もう一歩レベル〟は
中長距離(1500除く)、走高・走幅の跳躍、ハンマー投

3%以上未達の中および低レベル
1500、三段跳は中レベル
砲丸・円盤の投擲は低レベル

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女子

達成種目はなし

僅差レベルは
400mH、5000・10000の長距離

もう一歩レベル
100mH、3000mSC

残りの
100・200・400、800・1500、やり投は中レベル
跳躍、投擲(やり投除く)は低レベル

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雨と寒さの悪コンディションなので跳躍や投擲種目の低レベルは致し方なさそうだ。ただ、その中でもやり投の荒井選手のように〝雨の準備はちゃんとしてきた〟と言う選手もいる。

アジア大会の代表選考なのに世界を見据えた派遣設定記録などが必要だったのかも疑問だ。アジア大会は1種目2名までの出場枠があるのだから、もう少し融通のある選考基準があってもよかったと思う。とくに中距離や投擲種目の一部などは日本記録を出しても派遣Bに届かない、という厳しさだ。BでこのレベルだからAなど遥か雲の上で現実味がない種目が多いと思う。

そのためか、結局、日本選手権は記録よりも勝つことが最優先となり、低調な記録となってしまう。

世界の前にまずはアジア。アジアならそれなりの選考基準でやる気を出させる趣向もあったのでは。

たとえば、日本選手権で日本記録あるいは大会記録を出せば、代表内定。
前回の2010年広州アジア大会での銅メダルを選考基準に設定など。
あるいは昨年から今年の記録でアジア10傑に入る記録とか。
B突破者の多い長距離なら、8合目まで日本新ペースで行き、ゴールが8位以内なら選考を優先するとか。

今回、派遣記録A,Bを突破して選考される選手だけでは人数が少なすぎ、メダル圏内、あるいは入賞圏内などの理由で選考される選手が多々あると思われる。

それなら、最初からその記録を設定しておけばいい、ように思う次第。

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2014年6月 8日 (日)

日本選手権2日目(2)

昨日、2日目の競技結果のつづき。

男子10000m 日本歴代50傑 27.58.47】
① 28:32.07 佐藤 悠基 (日清食品グループ)   
② 28:33.57 大迫 傑 (日清食品グループ)   
③ 28:37.60 大石 港与 (トヨタ自動車) 

王者佐藤悠基が王者にはほど遠い走りであったが4連覇。体調が万全でないなか省エネ走法で勝つことに徹した、とのコメントの通り自分のペースで走り、最後のスプリントで勝った。

よって27分台の期待は最初の1000mで無くなった。

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王者の作戦はそれでいいとして、挑戦者たちにはまったく挑戦なきレースだった。


女子800m予選(2-3+2)

1組      
Q 2:08.08 真下 まなみ (セレスポ)   
Q 2:08.57 大森 郁香 (日大4)   
Q 2:09.08 竹内 麻里子 (中京大3)   
q 2:10.78 北根 万由佳 (順大3)   
q 2:11.83 新宮 美歩 (福島大M1)   
      
2組      
Q 2:10.66 谷本 有紀菜 (筑波大4)   
Q 2:11.71 伊藤 美穂 (順大4)   
Q 2:11.94 久保 瑠里子 (エディオン) 

日本歴代⑥位の記録を持ち、選手権も10年、11年と2度優勝している岸川朱里が1組で8位【2.14.67】と敗退したのは残念。

決勝は学生6vs社会人2となった。勢いでは関東インカレ覇者の大森郁香か。東大阪大から福島大に進んだ新宮美歩の走りにも注目。


男子800m予選(3-2+2)
1組      
Q 1:50.70 川元 奨 (日大4)   
Q 1:51.21 田中 匠瑛 (盛岡市役所)   
q 1:51.51 岡田 隆之介 (日大4)   
      
2組      
Q 1:51.75 岡  昇平 (和歌山陸協)   
Q 1:51.95 横田 真人 (富士通)   
      
3組      
Q 1:51.20 田中 言 (早大3)   
Q 1:51.45 三武  潤 (日大2)   
q 1:51.46 中村 康宏 (A2H) 

5月11日のゴールデングランプリで日本記録を更新した川元選手が予選でも最高タイム。決勝は新旧日本記録保持者の対決がみどころでしょう。


女子100mH決勝 【日本歴代50傑 13.64】
① 13.34  木村 文子 (エディオン)   
② 13.46  伊藤 愛里 (住友電工)   
③ 13.47  ヘンプヒル 恵 (京都文教高3) 【日本歴代24位タイ】
④ 13.51  青木 益未 (環太平洋大)   
⑤ 13.52  紫村 仁美 (佐賀陸協)   
⑥ 13.55  熊谷 史子 (北海道ハイテクAC)   
⑦ 13.60  岸 沙耶香 (小島プレス) 【日本歴代42位タイ】
(風 +1.6)

スーパー高校生ヘンプヒル恵が3位。今年、大試合でフライングで2回失敗していることからか出足は一番悪かった。それでも後半ガンガン伸びてくる。記録の伸びも凄い。高1:14.27 高2:13.75 そして高3現時点で13.47。今年中に歴代10傑入りもあるか。なお、13.47は高校歴代4位。

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出町から上流の高野川沿いを散歩。
前方の山に五山送り火の一つ妙法の〝法〟の字がが見える。

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2014年6月 7日 (土)

日本選手権2日目

午後から日本選手権特別サイトでLIVE動画を見ていたが、眠たくなって昼寝。起きたら4時。ここからはNHKでテレビ。

午前中に散歩して、お昼ごはんを食べたら昼寝をするのが日課になってしまった。

800の予選やら1500の決勝は残念ながらテレビではしてくれない。でもYouTubeにアップされてました。いい時代だ。

男子1500m
① 3:43.77 田中 佳祐 (富士通)   
② 3:44.27 廣瀬 大貴 (大阪ガス)   
③ 3:45.42 監物 稔浩 (NTT西日本) 

400m毎LAP 61" - 61" - 60" - 41"77
(3分45秒ペース:400m 60" 300m 45")

優勝を狙う3人のうち最初に動いたのは監物選手。途中700mあたりでトップに立ち800mのラップを獲る。次に動いたのは廣瀬選手。監物選手のあとを追って2番手に上がる。それを後方で見ていた田中選手が最後に動く。スルスルと廣瀬選手に接近。あと1周の鐘を過ぎると田中選手が廣瀬選手を抜く。負けじと廣瀬選手がつく。途中1200mは監物、田中、廣瀬の順で3選手のラスト300勝負。

バックストレッチでスパートしトップに出た田中選手が強かった。最初から二人をマークし、先に行かせていた田中選手の作戦勝ちか。

廣瀬、監物の2選手には歴代50傑入り(3.43.21)を期待したが少し届かず。田中選手も兵庫リレーカーニバルで出した自己ベスト更新はならず。ただ優勝タイムは2000年以降の選手権大会15回で4番目にいい記録であった。

女子1500m
① 4:17.12 陣内 綾子 (九電工)   
② 4:17.96 飯野 摩耶 (東農大3)   
③ 4:20.21 野田 沙織 (大阪学大4) 

400m毎LAP 1' 08" - 1' 08" - 1' 11" - 50"12
(4分15秒ペース:400m 1'08" 300m 51")

陣内選手が終始先頭で王者の走り。飯野選手はよく喰らいついていたが一度も前には出られず。3位の野田選手は自己ベスト。

降りしきる雨の中のレース。1’08”の4分15秒ペースだったが3周目がダウン。陣内選手ひとりがこの種目を引っ張るのも厳しい気がする。15秒を切る選手がもっと出てきてほしいなあ。

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日本選手権のみどころ(4)男子10000m

本日の決勝種目から。

男子10000m


資格記録TOP8
① 27:38.31 大迫 傑   23 (日清食品G)
② 27:39.50 佐藤 悠基 27 (日清食品G)      
③ 27:49.94 村山 謙太 21 (駒澤大)   
④ 27:51.54 設楽 啓太 22 (コニカミノルタ)   
⑤ 27:53.34 鎧坂 哲哉 24 (旭化成)   
⑥ 27:54.82 設楽 悠太 22 (Honda)   
⑦ 27:57.90 宮脇 千博 22 (トヨタ自動車)   
⑧ 28:01.81 上野裕一郎 28 (DeNA) 

兵庫リレーカーニバル
④ 27.49.94 村山 謙太 (駒澤大)   
⑤ 28.01.71 上野裕一郎 (DeNA)   
⑦ 28.22.74 大石 港与 (トヨタ自動車) 

昨年の日本選手権
① 28.24.94 佐藤 悠基 (日清食品G)   
② 28.25.84 大迫 傑   (早大)   
③ 28.27.00 宇賀地 強 (コニカミノルタ) 

日本歴代50傑
③  27:38.25 佐藤 悠基 (日清食品G)  2009   
④  27:38.31 大迫 傑   (早大4)     2013   
⑦  27:41.57 宮脇 千博 (トヨタ自動車)  2011   
⑫  27:44.30 鎧坂 哲哉 (明大4)     2011   
⑮  27:45.59 竹澤 健介 (早大3)     2007   
23) 27:49.94 村山 謙太 (駒大4)     2014   
27) 27:50.72 大西 智也 (旭化成)    2010   
28) 27:51.54 設楽 啓太 (東洋大4)   2013   
30) 27:52.75 木原 真佐人(カネボウ)   2010   
34) 27:53.55 尾田 賢典 (トヨタ自動車) 2010   
39) 27:54.82 設楽 悠太 (東洋大4)   2013 
※所属は当時のもの

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みどころ
王者佐藤悠基に挑む新社会人と学生ナンバーワン。
新社会人は佐藤選手と同じ日清食品に進んだ大迫傑、そしてコニカミノルタとHondaに分かれた設楽ツインズ。
学生№1は兵庫リレーカーニバルで優勝、27.49.94の記録で日本歴代23位に登場の駒大エース村山謙太。
この5選手にプラス実業団の雄3選手。トヨタの宮脇千博と旭化成の鎧坂哲哉。最後は飛ばし屋DeNAの上野裕一郎。
名前を並べただけでわくわくしますね。いったいどんな走りをしてくれるのだろう。

27分台が出るか
ここ5年の日本選手権の結果をみると2011年の優勝タイム【28.10.87 佐藤悠基】が最高だ。勝負第一で牽制しあうため、そんなにいい記録は出ない。でも27分台は出してほしいなあ。

M10klap

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