駅伝(実業団)

2015年12月15日 (火)

クイーンズ駅伝の結果から

日曜日の全日本実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)はビデオで観戦。気象コンディションもよかったようで仙台にコースを移して5回目の今大会は総合タイム7位までが大会新記録という超高速レースだった。

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図のように今大会15位のチームでも2011年から2013年の大会なら3位内に相当するタイムで走っていたわけだ。

またバラツキの幅が小さくなってきているのでチーム間の戦力が接近してきていることも読み取れる。

スピードアップかつ実力伯仲の実業団。2020東京五輪に向け企業の力の入れ具合もますますグレードアップ。よってこの傾向はさらに顕著になっていくでしょうね。

で、結果のほうはデンソーが3連覇。

今回のように総距離40キロ程度の駅伝だと途中1分の差は挽回が難しい。優勝を目指すには1分差以内でトップについていくことが必須。

いつものタイム差グラフで戦況分析すると、3区10.9kmが終わった時点で勝負がついたようだ。

デンソー3連覇を阻む2強のダイハツとユニバーサルが3区エース区間でデンソーに大きく遅れをとった。ダイハツは松田瑞生(20歳、大阪薫英)、ユニバーサルは永尾薫(26、市立船橋)がデンソー高島由香(27、興譲館)に挑んだが世界陸上10000m代表でかつこの区間の最高記録保持者には敵わず。

もともとこの区間はダイハツは前田彩里、ユニバーサルは鷲見梓沙という世界陸上代表エースの登場の予定だったが種々の理由で欠場。その時点で苦戦は想定できたようだ。

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個々の選手では第一生命の上原美幸(20、鹿児島女子)が3区区間2位で11人抜きで区間1位の高島選手とは9秒差でこの記録も区間新。高校1年から注目していたがもう堂々たる日本のトップ選手です。

5区10kmで区間新で区間1位をとった豊田自動織機、横江里沙(21、須磨学園)にはびっくり。高1のときの千葉国体少年B1500m優勝ぐらいしか記憶にないが。実業団でも10000mの記録がないところからして秘密兵器の感じだ。今後は距離を伸ばしてくるのでしょう。他の選手には脅威ですね。

注目選手についてはTBSの大会公式サイトに詳しい記事が出ています。寺田辰朗プロライターのコラムは流石に面白いですね。

最後に今回を含めた過去5大会でのランキング。

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デンソーがダントツ。デンソー黄金時代は当分続きそうだ。

少し寂しいのは関西勢ですね。ダイハツは木崎選手が思ったより走れず今回13位となり、ワコールも福士選手の3区区間12位と振るわず総合17位。シスメックスも18位と沈む。

低迷気味のワコールやシスメックスに対応策はあるのかな。リクルート(有望選手の採用)はどうなっているのでしょう。

月陸1月号のリクルート情報では
デンソー
荘司麻衣(中京大)、倉岡奈々(鹿児島女高)
デンソー
久馬ツインズ(筑波大)
などが目についた。

ダイハツで久馬悠・萌姉妹の覚醒なるか。

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2015年1月 1日 (木)

強者ぞろいのトヨタ自動車が4年ぶりV

ニューイヤー駅伝はトヨタ自動車の圧勝でした。

①トヨタ自動車  4:51:41   
②コニカミノルタ 4:53:20   
③日清食品Gr  4:55:00 

1区日清食品のスーパールーキー大迫傑が区間賞ながらトヨタ自動車に6秒、コニカミノルタに7秒という僅差。

そして期待の3区佐藤悠基はライバルたちに敗れる区間4位。3区終了でトップは守るもコニカミノルタに4秒差、トヨタ自動車とは28秒差。この時点で日清食品の3年ぶりのVは黄信号。

最長区間4区の設楽啓太(コニカミノルタ)、窪田忍(トヨタ)、村澤明伸(日清食品)の若きエース対決は見応えあった。

3強の混戦は5区へとつづく。

そして勝敗を決めた6区田中秀幸(トヨタ)の走り。

後半の5区、6区、7区にきっちり走れる強い選手を配置できたトヨタが4年ぶりのV達成。

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10位と低迷の実業団の雄、旭化成だが、今年はパワフルな新入部員を大挙獲得し、次回大会では3強の中に割って入りそうだ。
<<新入部員>>
村山謙太(駒大)
村山絋太(城西大)
市田孝(大東大)
市田宏(大東大)
大六野秀畝(明大)
など

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元日は雪

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七条通り。左、国立博物館。右、三十三間堂。

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2014年12月31日 (水)

明日はニューイヤー

2014最終日。

かもがわ沿いに下流へ。

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風は強いが日差しが暖かい。スロージョギング。

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明日のニューイヤー駅伝の区間オーダーが出た。

優勝を競う3強・・・コニカミノルタ、日清食品、トヨタ自動車についてレース展開を予想してみた。と、大げさに言ってみたが、その結果は下表の簡単なもの。

背景黄色の選手がその区間ではやや優勢かな、という評価。

1区・・・大迫選手がどれぐらい引き離すか
2区・・・3チームに差なしとみた
3区・・・第一人者佐藤選手が独走態勢を築くか
4区・・・最長区間。やはりここが勝負の山。
5区・・・この区間で3強が肉薄か
6区・・・3チームの混戦がつづく
7区・・・アンカーまで混戦なら抜け出すのはトヨタ自動車か

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日清食品の1、3区が強烈。日本のトップランナー2人が実力通りに走れば3区終了で後続との差は1分以上か。

ここで差が1分以内なら4区以降でコニカミノルタ、トヨタの挽回も大いに期待できる。そして7区で3チームが並走状態となれば、これは観ているファンにはこたえられないほど面白い駅伝になるのだけどね。

まあ思ったようには行かないのが駅伝だ。前大会はトヨタの2区のカマシがブレーキ、そして混戦になってからの終盤の6区、7区で総崩れ。一方、日清食品はエースの佐藤選手が最長の4区で思ったほど伸びず、5区以降でコニカミノルタに逆転をゆるす展開となった。

明日元旦は天気も荒れ模様の予想。駅伝レースも荒れるのかな?

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全日本実業団駅伝・過去5大会ランキング

1週間ほど風邪で冬眠状態が続く。

今日は久しぶりに体調が良。なのでスロー・ジョギングで鴨川を三条まで往復。風は強いが寒さはゆるい。

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三条大橋をみながら

久々の走りは気持ちいい。
走りと言っても早歩き程度のスピード。キロ8分から10分。

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今年もあと1日。新年の始まりはニューイヤー駅伝。

コニカミノルタVS日清食品+トヨタ自動車の展開か。

注目の新戦力は、
大迫傑  ・・・日清食品
設楽啓太・・・コニカミノルタ
窪田忍  ・・・トヨタ自動車

優勝予想は明日の区間オーダーを見て考えよう。

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2014年12月13日 (土)

明日は全日本実業団女子駅伝

明日の駅伝女王は?

まずは地域大会で優勝した
ユニバーサル(東日本)
デンソー(中日本)
九電工(西日本)
の3チーム

それに東西で2位の
第一生命(東日本)
ダイハツ(西日本)

以上5チームの激突でしょう。

過去5大会の成績でランキングすると、
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※同得点の場合は直近の大会の順位でランキング

今大会からの8位シード権争いは、上記5強につづく
天満屋、パナソニック、ヤマダ電機、豊田自動織機、ノーリツあたり。
ワコールは福士選手が出ないようなので厳しいか。

次に京都に関連する選手をリストアップしときましょう。

石橋麻衣 (デンソー6区)   
久御山高→佛教大    
    
木崎良子 (ダイハツ5区)   
宮津高→佛教大    
    
前田彩里 (ダイハツ3区)   
熊本・信愛女学院高→佛教大    
    
伊藤舞 (大塚製薬3区)   
(奈良出身)京都橘高→京都産業大    
    
森唯我 (ヤマダ電機1区)   
桂高→佛教大    

西原加純 (ヤマダ電機2区)   
宮津高→佛教大
    
竹地志帆 (ヤマダ電機3区)   
兵庫・須磨友が丘高→佛教大
   
筒井咲帆 (ヤマダ電機6区) 
乙訓高   
 
田中華絵 (第一生命3区)   
福岡・筑紫女学園高→立命館大 
   
佐藤奈々 (スターツ1区)   
京都教育大付属高→京都教育大    

平井恵 (キヤノンAC九州1区)   
福井・美方高→佛教大    

竹上千咲 (キヤノンAC九州4区)   
桂高→佛教大   
 
樋口紀子 (ワコール5区)   
立命館宇治高→立命館大   
 
沼田未知 (豊田自動織機1区)   
(埼玉出身)立命館宇治高→立命館大
   
籔下明音 (豊田自動織機5区)   
兵庫・須磨学園高→立命館大   

澤美加 (TOTO2区)   
宮津高→佛教大 
   
中野かおり (エディオン4区)   
大分・日大文理大附高→京都光華女子大   
 
三井綾子 (ユニクロ6区)
広島・筑紫女学園高→立命館大   

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オーダーをみると1区から楽しみな選手ばかり。これはみるしかない。
だけど明日は、かも川で行われる京都マスターズ・ロードレースの役員お手伝い。ビデオですね


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2014年11月 7日 (金)

地域実業団女子駅伝結果(2)西日本

今日は西日本の結果。

西日本(9枠)出場12チーム   
1 九電工  2:17:08   
2 ダイハツ 2:17:17
3 ノーリツ  2:17:43 

九電工が1区からトップに立ち、前半で大きく後続を引き離す。終盤、連覇を目指すダイハツに猛追されるも中盤までの貯金が効いて逃げ切り初優勝を果たす。

1位九電工
1区宮﨑悠香(入部4年目)が強かった。体が最後までブレなかった。
2区チェピエゴ、区間新で圧倒、後続に大差。
3区加藤岬も区間2位で大差を維持。
4区中距離女王陣内綾子、危なげなし。
5区竹村理沙、苦戦するも44秒差で耐える。
6区黒木沙也花、逃げ切る。

3人の新人は出場せず。

2位ダイハツ
2区でもう少し粘れたら。あるいはエースの木﨑選手が最長距離の5区に回っていたら逆転もあったか。

今年の新入部員2名は1区と3区に出場
1区 松田瑞生(大阪薫英女学院高) 区間4位
トップ宮崎選手と22秒差の健闘。
高3で大分インターハイ6位。

3区 前田彩里(佛教大) 区間1位
将来のエースがエネルギッシュで強い意志を感じる走り。
今年の大阪国際で赤羽有紀子に次ぐ【2:26:46】の学生最高で2位。2020東京を目指すホープだ。

3位ノーリツ
優勝した九電工と区間タイムを較べると、負けたのは1,2区だけ。3区は同タイムで4区以降は勝っている。3区、5区のエース区間は岩出玲亜と堀江美里が区間2位と3位の走り。そして4区は最年長39歳の小崎まりが区間2位。

小崎選手は大阪府枚方市出身でした。招提中学から宇治高へ進む。確か全国女子駅伝で京都チームから出場されたことがあり。それで京都出身かと思っていたが枚方市でしたか。招提中学はGGサンの練習場所のひとつだった山田池公園のすぐそば。枚方市の陸上競技場にも近い。小崎選手が中学生の時GGサンは40歳前後。よく山田池公園で練習していたので会っていたかもしれません。

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1979年開園の山田池公園。絶好の練習場所。よく走り回りました。

新人は1名だが出場はなし

4位天満屋
3区のエース重友選手が1分遅かったかな。もう一人のエース小原選手は5区区間賞。
今年の新人は4名、うち2名が4区、6区に出場。

4区永田美結(市立尼崎高)区間1位
九電工の陣内選手より5秒速いタイムで区間賞は天晴れ。1500m自己ベストが4分45秒だそうですが、多分つぎ走ったら4分30秒は切れる。

6区藤田友里恵(萩商工高)区間6位
ダイハツの木﨑選手に追い抜かれる、いい経験。

5位大塚製薬
昨年2位から3つ落とす。1区でトップから1分遅れは痛い。3区のエース伊藤舞も伸びず。
アンカー井上彩花は区間2位。
今年の新人1名は出場なし。

6位ワコール
3区の箱山選手が区間11位で苦戦。5区は福士選手に次ぐナンバー2に成長した黒田真央が区間2位。

両区間とも10km以上の長距離区間だが、2選手のタイムを1km換算にすると、3区箱山選手3分22秒、5区黒田選手3分21秒と僅か1秒の差なんです。それでこれだけ区間順位に差が出る理由は、
・5区のほうが600m長く、コースもアップダウンが激しく過酷
・前半勝負の3区に戦略上の重点が置かれチームのトップ選手が配置されるため競争が厳しい

今年の新人は2区の大谷美優(酒田南高・山形)区間4位と活躍。
大分インターハイ1500mに出場(予選まで)

と書いていたが、ワコール陸上部のWebサイトを見てびっくり。去年、この大会で1区を走った川西選手の名前が選手プロフィールから無くなっていました。

川西選手は2012年に滋賀県水口東高校からワコールに入社。今年で3年目でしたが、今季はまったく試合に出ていない。高校では元々800mの選手で高2と高3のとき全国女子駅伝に滋賀代表で出場している。

ワコール入社のときもびっくりしたが、昨年は5000mで15分台をマークする選手に成長。地元の選手なので期待していたのだが。故障かな。これでワコールで地元の選手は樋口選手ひとりになりました。

実業団は結果を出さないといけない厳しい世界。3年というのがひとつの区切りなんでしょうか。

走ることが仕事と言うのもGGサン的にはつらい。


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2014年11月 5日 (水)

地域実業団女子駅伝結果(1)東日本

全日本の予選を兼ねた各地域の実業団女子駅伝が、中日本女子は10月19日、西日本女子は10月26日、そして東日本女子は11月3日に行われ26チームの全日本出場が決定しています。

では今年実業団に入ったニューフェースの選手を中心に東から順番にみていきましょう。

東日本(10枠)TOP3 :出場14チーム
1 ユニバーサル 2:18:36   
2 第一生命     2:19:03   
3 パナソニック  2:19:49 

3チームが最終区間までもつれるもユニバーサルエンターテインメント(以下ユニバーサルと略)振り切って3連覇です。

優勝ユニバーサルの新人
1区の和久夢来(わくみらい) 区間3位
1位のアジア位大会代表の尾西美咲(積水化学)と7秒差で来ているので、そうとう期待できます。
那須拓陽高2年と3年のとき全国インターハイ3000mに出場(両年とも予選まで)。
全国高校駅伝にも1、2年時に出場していますが目立った成績はないようです。

去年につづき2位の第一生命
1,2区を新人が繋いだ。
1区は西澤果穂(青森山田高)が区間2位でトップと6秒差
大分インターハイ3000mで7位入賞

2区は上原美幸(鹿児島女高)で区間6位。
大分インターハイ3000mで3位(日本人トップ)
高2のときの全国女子駅伝1区区間賞は衝撃
今回の3.1kmが10分01秒はちょっと遅い気がするが・・・

3位パナソニック
1,2区が新人の森田姉妹(荏田高)で区間4位、5位ときっちり先頭集団の中を確保する走りで役目を果たす。
高校3年時に大分インターハイ3000m決勝で14、15位に入ってます。

4位ヤマダ電機
1区(西原加純)と3区(竹地志帆)が少し不調だったようです。
新人は京都・乙訓高出身の筒井咲帆が2区で区間9位。
上原選手と同じくもう少し走れたのでは、と思います。

4区横瀬彩也香(敬愛高→東大阪大) 区間9位
大1のとき日本学生個人選手権800m優勝
中距離選手からの実業団入りし長距離へ転進中ですね。

5位しまむら
今年5名の新人が入社。うち3選手が1、2、6区に出場
1区 片貝洋美(城西大) 区間8位
2区 豊川真里奈(ふじみ野高) 区間10位
6区 下門美春(那須拓陽高) 区間4位

6位三井住友海上
1万m日本記録、マラソン日本歴代2位の渋井陽子6区区間3位。まだまだ元気です。
ここも今年入社5名。今回出場は2区のみ
2区 田邉美咲(田村高) 区間9位

7位ユニクロ
エース萩原歩美が3区区間3位で先頭集団を追撃するも後半は脱落
新人3人全員が出場。
4区 久保彩乃(常葉学園菊川高) 区間6位
5区 三井綾子(立命館大) 区間8位
6区 林田玲奈(宮崎日大高) 区間6位

8位スターツ
新人長距離で5名、今回3選手出場
2区 モニカ(ケニア→青森山田高) 区間1位
4区 上杉真穂(柏日体高) 区間4位
5区 佐藤奈々(京都教育大) 区間7位

以上8位まで

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アジア大会代表の尾西美咲、松﨑璃子を擁する積水化学が前半3区終了時点でトップと3秒差の2位につけていたが4区以降急落。全日本出場にはすべり込んだが・・・。

資生堂13位で全日本出場を逃したのも驚き。陸上部のWebサイトをみると、今年新人が2名入っているが、メンバープロフィールには選手が7名しかいない。これじゃ、だれか故障でもしたら駅伝メンバーぎりぎり。キャプテンの竹中選手も区間12位で不調だったようですし、チームとして、ちょっと余裕がなさすぎるのでは。

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2013年12月17日 (火)

全日本実業団女子駅伝結果

2013年のクイーンズ駅伝in宮城、第33回全日本実業団女子駅伝は小雪の舞う冷たく寒い厳しいコンディションでの中、デンソーが初優勝した。コースが仙台に移って3回目の大会となったが、その3大会の上位10チームの総合タイムの平均は、

2011年 2.18.44
2012年 2.19.13
2013年 2.19.46

と、毎年30秒ほどづつ落ちてきている。ただし、今回の優勝タイムは過去最高だった。それだけデンソーが他チームを圧倒して強かったということかな。

デンソーは地区大会でも3地区総合でトップの記録。そのまま全日本へ好調な走りを維持、いや、より勢いを増して来た。

地区大会記録順に並べて全日本の記録を比較してみると。

地区TOP10で全日本でもTOP10
デンソー、ユニバーサル、ダイハツ、大塚製薬、天満屋、九電工、第一生命の7チーム

地区TOP10で全日本では11位以降
豊田自動織機 3 ⇒ 16
ノーリツ     6 ⇒ 12
キヤノンAC   9 ⇒ 14
 

地区11位以降から全日本TOP10入り
積水化学   11 ⇒  5
ヤマダ電機  15 ⇒  8
スターツ    14 ⇒ 10
いずれも東日本チーム

地区から全日本で大幅タイム降下ワースト3
愛知電機    6′53″
ユタカ技研   6′52″
豊田自動織機 5′56″
いずれも中日本チーム

地区より全日本のほうがタイムUP
ホクレン  1′16″
資生堂      34″
いずれも東日本チーム
  

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上位20チームの区間ごとのトップとのタイム差グラフでレース展開をみる。

総距離がフルマラソン程度なので優勝争いをするにはトップから1分以内がデッドラインか。となると3区が終わったところで積水化学、デンソー、天満屋の3チームが優勝圏内だ。ユニバーサルは1分08秒差で4区のできしだいでは復活あり。

その4区は外国人選手指定区間。距離は一番短かいが、強い外国人選手の有無でレースを左右することもある。結果、積水化学、天満屋はデンソーに振り落された。期待のユニバーサルは差を縮めることができず連覇が遠のく。

5区10kmはトップを行くデンソーがさらに差を広げ独走態勢とし初優勝を確実なものにした。

5区でダイハツが、最終6区ではユニバーサルが僅かに追撃を試みるも、悠々とデンソーが初Vのテープを切った。

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つぎに区間記録をみてみましょう。区間1位からのタイム差をグラフにしました。

優勝したデンソーは
1区 石橋 麻衣 区間④位 19″
2区 小泉 直子 区間①位  0
3区 水口 侑子 区間③位 25″
4区 ワイリム  区間①位  0
5区 高島 由香 区間②位 11″
6区 浅羽 加代 区間②位 24″
と、区間賞を逃した区間も1位とは30秒以内で走ってますね。穴がないし、前の走者で少し落ちてもすぐ盛り返す、という良いパターン。こんなに上手く走られては他チームは勝てません。

2位のユニバーサルは
1区の遅れも痛いが、長丁場区間の3区、5区で大きく差を開けられた。エース区間でこれだけ負けると勝てない。5区の那須川選手、11月に横浜国際マラソンを走ったばかり。ちょっと無理があったのでは。

3位の天満屋は
前半の3人は好走でした。とくに3区の重友選手、向かい風をものともせず先頭を力走。しかしそのあとの4区で外国人選手に離されてしまい、5区でも遅れをとってしまった。課題は最短距離の4区ともう一人のエースかな。

4位のダイハツは
1区でいい位置に付けたが2区で後退。期待の若きエース岡選手はキレがなかったかな。先月末の国際千葉駅伝で日本代表チームのアンカーという大役を務めたあとなので、ちょっとつらかったかも。世界陸上マラソン4位だった5区木﨑選手の区間新には驚きです。

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2012年1月 1日 (日)

ニューイヤー駅伝の結果

2012年元日のニューイヤー駅伝は日清食品グループがV奪還。1区から先頭にたち、3区でコニカミノルタとトヨタ自動車に逆転を許すも、4区の最長距離エース区間で佐藤悠基が区間新記録でトップに肉薄、5区でコニカミノルタを再逆転するとそのまま6区、7区と安定した走りで後続を寄せ付けずゴールまで突っ走った。日清食品は2年ぶり2回目の優勝。

全37チーム成績
①日清食品グループ (東日本)  4:49:32   
②コニカミノルタ (東日本)  4:50:52   
③旭化成 (九州)  4:51:16   
④トヨタ自動車 (中部)  4:51:33   
⑤九電工 (九州)  4:52:49   
⑥安川電機 (九州)  4:53:26   
⑦トヨタ自動車九州 (九州)  4:53:54   
⑧Honda (東日本)  4:54:13   
⑨中国電力 (中国)  4:54:56   
⑩富士通 (東日本)  4:55:19   
⑪トヨタ紡織 (中部)  4:56:05   
⑫SUBARU (東日本)  4:56:10   
⑬NTN (中部)  4:56:29   
⑭愛知製鋼 (中部)  4:56:32   
⑮マツダ (中国)  4:56:47   
⑯三菱重工長崎 (九州)  4:57:07   
⑰大塚製薬 (関西)  4:57:14   
⑱佐川急便 (関西)  4:57:23   
⑲JFEスチール (中国)  4:57:27   
⑳カネボウ (東日本)  4:57:28   
21YKK (北陸)  4:57:28   
22ヤクルト (東日本)  4:57:58   
23自衛隊体育学校 (東日本)  4:57:59   
24小森コーポレーション (東日本)  4:58:00   
25JR東日本 (東日本)  4:58:39   
26NTT西日本 (関西)  4:58:51   
27日立電線 (東日本)  4:59:23   
28八千代工業 (中部)  4:59:28   
29四国電力 (関西)  5:01:25   
30愛三工業 (中部)  5:02:21   
31プレス工業 (東日本)  5:03:34   
32黒崎播磨 (九州)  5:04:47   
33中電工 (中国)  5:05:44   
34警視庁 (東日本)  5:06:08   
35重川材木店 (北陸)  5:06:27   
36西鉄 (九州)  5:07:28   
37高田自衛隊 (北陸)  5:13:20 

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10点から1点の配点で合計して番付表にしますと
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日清食品が最上位を維持し堂々たる大横綱ですね。一方、中国電力は横綱から大関へ降格。トヨタ自動車は来年にも横綱入りか。またトヨタ自動車九州、九電工の九州勢がクラス昇格です。来年は関西、北陸の実業団勢にも10位内を狙って頑張ってほしい。

次は上位12チームの区間ごとのタイム差をグラフにしてレース振り返り

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1区は30秒以内に有力チームが入り落ちこぼれはなし。トヨタ、日清食品、旭化成、コニカミノルタの4強ではまず日清食品が先手を取った。
2区はインターナショナル区間。外人勢が猛スピードで飛び出していく。距離は8キロ余りと短いがスピードが半端じゃない。ここに外人選手がいない旭化成は厳しい。
3区に入りコニカミノルタの宇賀地強とトヨタのホープ宮脇千博が日清食品を抜き去り最長区間の4区へ繋ぐ。1分30秒の間に4強が揃いエース対決となった。
4強対決は
① 1:02:51 佐藤 悠基 (日清食品グループ)   
② 1:03:25 松宮 隆行 (コニカミノルタ)   
④ 1:03:43 堀端 宏行 (旭化成)   
⑲ 1:05:21 尾田 賢典 (トヨタ自動車) 
という結果に終わった。
日清食品とコニカミノルタはトップ争い。トヨタは戦線から大きく脱落。そして旭化成も挽回ならず。
5区は2強の一騎打ちとなったが若い日清食品の高瀬無量(兵庫尼崎高→山梨学院大)が区間賞の快走でコニカミノルタに31秒差をつけた。
6区では上位陣におきな変動がなくレースは大詰めのアンカーへ。
7区は最後の戦い。ここでもトップを行く日清食品の勢いは続く。2位のコニカミノルタは力尽き、3番手の旭化成も届かず。4強のなかで大きく遅れたトヨタは高林祐介が奮起するも大差を覆すことは叶わず。

日清食品グループの7選手
1区 12.3Km ① 若松 儀裕 35:55   
2区  8.3Km ③ ガトゥニ・ゲディオン 22:34   
3区 13.6Km ④ 保科 光作 38:58   
4区 22.0Km ① 佐藤 悠基 1:02:51   
5区 15.8Km ① 高瀬 無量 46:16   
6区 12.5Km ④ 座間 紅祢 37:01   
7区 15.5Km ⑤ 安西 秀幸 45:57

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見ごたえのあるレースでした。

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2011年12月31日 (土)

2011年大晦日

今年もNHKの紅白をみながらカミさんと二人で酒盛りです。二人で年越し蕎麦を食べ、おせち料理でビールロング缶6本を開けました。

明日はニューイヤー駅伝。トヨタ自動車の連覇は成るでしょうか。

区間エントリーは
1区 (12.3km) 松本 賢太 20歳 上野工高
2区 (8.3km) ジョン・ツォー ケニア
3区 (13.6km) 宮脇 千博 20歳 中京高
4区 (22.0km) 尾田 賢典 31歳 大牟田高/関東学院大
5区 (15.8km) 熊本 剛 27歳 西脇工高/日体大
6区 (12.5km) 大石 港与 23歳 富士東高/中央大
7区 (15.5km) 高林 祐介 24歳 上野工高/駒沢大

GGの母校である上野工業高校出身の松本賢太が1区、高林祐介がアンカーです。
(もともと愛知県は三重県と同じ東海地方なので上野工高の卒業生でトヨタに就職した生徒は少なくない。)

松本選手は今季10000mで日本ランキング18位の28分17秒99をマーク。1区で5番以内には来てくれるでしょう。トップグループは旭化成の深津卓也、日清食品の若松儀裕、大塚製薬の松岡佑起などの選手でしょうか。(駅伝は1区の出来しだい)

2区は外人選手区間。日清食品やコニカミノルタが行きそうです。

3区は前半の勝負区間。トヨタは若手急成長の宮脇千博を配す。11月の八王子ロングディスタンスで10000m日本歴代6位の27分41秒57を出し絶好調。
ただし、この区間はコニカミノルタの宇賀地強が断然強い。八王子ロングディスタンスでは日本歴代4位でかつ、国内で日本人がマークした最高記録27分40秒69で走った。この二人の区間賞争いは面白い。

そして4区は最長距離。各チームのエースが競う。なかでもテグ世界陸上マラソン組の
堀端 宏行(旭化成)
中本 健太郎(安川電機)
尾田 賢典(トヨタ)
3選手の走りには注目でしょう。
また世界陸上10000mの佐藤悠基(日清食品)、そしてコニカミノルタの松宮隆行も区間賞候補だ。トヨタ、日清食品、旭化成、コニカミノルタの4強が果たしてどの位置で後半に繋ぐか?

今年もアンカーまでデッドヒートが続く展開になるでしょうか。そうなればトヨタの連覇か。高林祐介のテープカットが見られるか。

いろいろ予想はしてみましたが明日のニューイヤー駅伝、スタートが待ち遠しいですね。

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紅白は紅組の勝ち。

2012年 明けましておめでとうございます。

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